私はこんなブログを書くほどスピリチュアルに傾倒してはいますが、当然ながら持てる時間の全てをスピリチュアルな探求に費やしている訳ではありません。
スピリチュアル趣味だって、元々はファンタジー・オカルト作品や伝承を愛好する気持ちから発生してズブズブ進んでしまったものですしね。
ですが、スピリチュアル目的でない活動、趣味の結果、スピリチュアルな発見に行きついちゃったということも色々とあります。
今回はそんなちょっとした出会いの特集です。



①お人形さん・その2

以前の記事にて対象年齢高めの着せ替え人形にハマったというお話をしましたが、その後も順調に沼に沈んでいっております。
そして流れるように二体目のお人形さんをお迎え。一体目の子と同程度のサイズ感です。

 


そうしたら……その子にも魂が入り込んだようです。しかも開封すらしていない時点――宅配便として家に届いた時点で、もう!



入り込んだ魂は仙女さん。外見年齢は物理世界の人間に当てはめると三歳くらいの小さな女の子です。
仙女? ……既にご縁を頂いている方にも仙女さんがいるな?
そう思い至って人形の中の彼女に尋ねると、予想通り。彼女はこのブログでも少し言及した仙女・柳華さんの後輩、そして女神・媽祖様の『領民』であるそうです。

彼女は名前を元々持っていました。桃華(とうか)ちゃんと言います。柳華さんが名付け親だそうです。
桃華ちゃんは柳華さんが暮らす異世界の住人ではなく、この地球で誕生しました。場所は台湾、台北市の龍山寺。2023年2月3日生まれです。

柳華さんやさらに上の神様・仙人様に遣わされたのではなく、桃華ちゃん自身がここで暮らしたいと考えたのですって。
具体的には黒鉄ちゃんに憧れたからだとか。きっと壮大な体験ができる! ……とのこと。
それだけでなく、人間の世界の面白いもの、美味しいものを楽しみたいとの気持ちもあるようです。

桃華ちゃんの使命は『海の守護者となること』。具体的な場所も既に定められていて、横浜、横須賀、湘南……そのあたりの海なのだとか。とにかく太平洋を守る必要があるそうです。
ならお人形を横浜旅行に連れて行けばいいのか? と尋ねましたが、別に私が持っていく必要はなく(そういう話は関係なく、旅行自体は行きたいようですが)、そのお役目を果たせるまで育ったなら自力で神奈川の海に赴けるそうです。そしてこのお人形からも離れることはなく、お人形そのものを扉にしてうちと行き来する、とのことです。

姿そのものは依り代としているお人形さんによく似た雰囲気だそうです。明らかに異なるのが髪色で、お人形さんはピンク色の髪ですが桃華ちゃんは鮮やかな赤い髪をしているようです。

宿り方としては以前紹介したイオスちゃんと同じく『物質そのものではなく、物質としてのお人形を認知して精神内に描く私の概念に宿っている』スタイルです。イオスちゃんと決定的に異なるのは依り代の必須度。イオスちゃんは存在を安定させるため、もっと成長するまでは、石にしろ人形にしろ依り代に入っている必要があるらしいです(三次元の地上で暮らすためには)。ですが桃華ちゃんは依り代なしでも安全に生存できる性質だそうです。依り代があると楽なのには違いないようですけどね。
この差は成長度によるものではなく、霊的な生物としての作りの違いにあるようです。



②動物園と博物館で……

先日、家族と共に上野動物園、並びに国立科学博物館に行ってきました。
目的は純粋な観光であり、スピリチュアルな企みによる遠征ではありません。特に不思議なことには出くわさず日帰り旅行を終えました。
ですが……。内心いつでも新たなスピリチュアル情報を探している私は、帰宅後こっそり『何か面白い存在が居たか』をダウジングで探りました。
そうしたらだいぶ珍しい動物霊さんの存在に気付きました。



まず、上野公園にも動物霊は普通にいます。眷属でも、悪しき存在でも、死んだ動物でもない、ニュートラルな動物型の精霊たちです。
動物種で分けるならタヌキが多いです。これは上野東照宮→徳川家康公→タヌキジジイの称号持ち……という理由ではなく、上野公園に野生の三次元タヌキさんが住んでいるからです。
現世の野生動物と動物霊の種の分布(土地エネルギー寄りか、自然のエレメント寄りかなどの差はありますが、ここではどんな動物の姿をしているかのみに着目します)は重なる傾向があるからです。他に目立つ動物霊はヘビハトフクロウなど。



で、動物園です。動物園には当然ながら、他所の土地の動物さんが沢山いらっしゃいます。ですが動物霊の分布傾向としては動物園外、上野公園のものと変わりないようです。
動物霊密度は動物園内の方が高いみたいです。動物園内は手つかずの上野の自然そのままではないですが、住民である動物さんに合わせて植えられた様々な樹木などがあります。そこに動物霊さんも惹かれるようです。



では、動物園ならではの(上野の自然界の住民ではない)姿をした動物霊はいないのか? ……私が訪問した時はいました。それはレッサーパンダです。男の子と女の子が一体ずつ、つがいで暮らしていました。
このお二方の構成成分は『風エネルギー70%+レッサーパンダの生物種エネルギー30%』。自然発生したのではなく、不忍池の龍神様(銀色の水龍様みたいです)によって創り出されたようです。
こちらの龍神様は必要に応じて展示動物のエネルギーから精霊を生み出すことがあるらしく、カバ型の水の精霊さんなどを誕生させたことがあるようです(このカバさんは今も上野に居ます)。
今回出会ったレッサーパンダさんたちの役割は『情報伝達係』であるそうです。上記のカバさんは守護者、ガードマンの役割を持っているとか。

彼らからは呼び名を付ける許可を頂けたので、男の子を『金笹(きんざさ)』、女の子を『笹音(ささね)』としました。



次に科学博物館です。
こちらの館内に自然界の動物霊はほぼいませんが、標本・展示品についている精霊や付喪神はある程度います。この日は行きませんでしたが(過去に訪問したことはあります)東京国立博物館は強力な付喪神だらけのようです。

この日は『大哺乳類展』が開催されていました。
様々な哺乳類の骨格や剝製が展示されていたのですが……これらの標本、即ちかつて生きていた動物の肉体から生まれた動物精霊も何体か居たのです。


彼らは先述の龍神様や他の神様により生み出されたのではなく自然発生した存在。エレメントや土地エネルギーなどの成分が混じっていない、動物そのもののエネルギーから生まれた存在です。遺された肉体の持ち主の魂や精神とは無関係に、別の自我を持ち新たに生まれた個体ですね。肉体に寄り添っているのでもなく、好きに動き回っています。
以前、私が北海道土産として購入したエゾヒグマの体毛からエゾヒグマの精霊が生まれたことがあります。彼女と同様の存在という訳です。


具体的にはクロサイイッカクニホンモモンガなどの精霊さんが居ました。
中でも私が驚いたのは『レオポン』の精霊さんです。
ヒョウを父に、ライオンを母に持つ、人間の介入で生み出された交雑種。日本においては阪神パークで1959年に2頭、1961年に3頭生み出されました。この5頭のうちの1頭……wikipediaの記述と写真を参考にすると多分『ディジー』ちゃんかな? とにかく女の子レオポンの剥製が展示されていたのです。そして、その子が残した肉体からレオポンの精霊が生まれた……と。この精霊も女の子でした。
この子は厳密には『ヒョウ50%+ライオン50%』のエネルギーで構成された動物霊さんです。それってレオポンだね。自然界にレオポンという種はいないので、レオポンという動物種の基盤エネルギーも存在しない(厳密には、生身のレオポンが地上のどこかで生きている期間だけは存在していることになるらしい)のです。なのでこういった表現になってしまいます。



この子に思いを馳せると何だか複雑な気分になります。


私は知識欲の一環として、交雑種という存在に興味があります。人為的に生み出すのは倫理面で避けるべきだと思うのですが(体が弱く苦しむ個体が多い、種の自然な在り方を歪める、種の保護と繁栄に寄与しない……といった理由で)、どの組み合わせで可能なのか、どういった個体が生まれるのか……という情報に関しては正直、興味をそそられます。


研究欲か、集客の切り札としてか。私と同じ方向性の(そして、比べるのも烏滸がましいほど深く強い)興味を抱いた先人がいたから、ラバなどの伝統的家畜とも異なる、新たな人為的交雑種が生み出された。


自然界の法則に照らし合わせれば、きっと罪深い行為なのでしょう。でもその結晶に魅力を感じてしまう後ろめたさ。
でもこのレオポンの精霊さんは、人間一個体のグダグダな思いなど意にも介さず駆け回っているのです。

このレオポンさんにも呼び名を決める許可をいただけました。本体と思われるレオポンさんに花の名前がついていたようなので『ポピー』はどう? と提案したら「もっと気高い感じがいい」という反応が返ってきました。じゃあ植物繋がりで『ベルガモット』は? と尋ねたところ、それで許可をもらえました。



日常のどんな行為、どんな出会いからでも霊的存在的発見は得られる。やめられないですね!