のぞみのやさしい数秘レッスン③
よくいただく質問のひとつが、
「数秘って…当たりすぎて逆に怖いんだけど!?」
はい、分かります。
私も初めて自分の数字を見たときは、
「え?私の中身、見てた?」って震えました(笑)
でもね、実はこの “当たりすぎ問題” には、ちゃんと理由があります。
■ 数秘は“スピ的な魔法”じゃなくて、統計とパターンの世界
まず大前提として、数秘って
「誕生日=ただの数字遊び」ではないんです。
歴史的に、何千年も前から
「生まれた日と性質にはパターンがあるんじゃない?」
と研究されてきた、いわば統計ベースの知識でもあります。
たとえば…
- 1の人は行動が早い傾向
- 2の人はまわりの空気を読む
- 7の人は分析力が高い
こんなふうに、「同じ数字を持つ人に似た傾向がある」という
膨大なデータが積み上がっているんですね。
だから、数秘は当たる…というより、
「パターンが当てはまっている」
と言ったほうが近いかもしれません。
■ しかも、数字って性格を“ざっくり”つかむのが得意
たとえば、あなたが誰かの印象を語るとき、
「あの人って…優しいけど繊細だよね」
「落ち着いてるけど、芯が強いよね」
って、わりとざっくりした特徴で表現しますよね。
数字もまったく同じで、
「その数字の人が持ちやすい傾向」を教えてくれるから、
“なんか分かる〜それある〜!”
となりやすいんです。
まるで、性格の“ざっくり地図”を広げて見ている感覚。
■ さらに言うと…人間って本能的に「自分を見つけたい生き物」
突然ですが、こんな経験ありませんか?
▼ 性格診断を見るとついやっちゃう
▼ 占いの雑誌は毎回チェックしてしまう
▼ SNSの「あなたは〇〇タイプ」系に弱い
これは、脳が
「自分のことを説明してくれる言葉」を求めている
からなんですね。
だから数秘のメッセージを読むと、
「あ、それ私のことかもしれない」
と、しっくり来る部分が自然と目に入ってくるんです。
これは“都合よく解釈してる”のではなく、
「自分を理解するためのパズルの欠片が見つかった」
という感覚に近いと思います。
■ 当たりすぎて怖い…ではなくて
“自分の本質を言語化してくれてるだけ”
数秘は、あなたの知らない未来を勝手に当てる占いではありません。
むしろ…
「あなたの中に昔からあった性質を、数字という言葉で説明している」
ただそれだけなんです。
だから、当たるのは当然といえば当然。
あなたの中にすでに存在しているものだから。
■ それでも怖いと感じるときは…
たいていの場合は、
“深い部分まで図星を刺されたとき”
なんですよね(笑)
でもそれって実は、
「自分を変えるタイミングが来てますよ〜」
という優しいサインだったりします。
数字はあなたを脅かすためにあるんじゃなくて、
あなたがもっと生きやすくなる道を照らすためにあります。
■ 次回予告|「強み・弱みはどこまで分かる?」へ
次の記事では、
「数秘で、どこまで強み・弱みがわかるの?」
というテーマでお話しますね。
数字を見るのが少し怖かったあなたも、
きっと「味方なんだ〜」と思えるようになるはずですよ😊