昨日は、日暮れの時間の早まりから秋の訪れを感じていました。
そして今朝、空を見上げたら、なるほど空が高くなったような…
そして、ベランダでお洗濯物を干していたら、可愛いお客様がいらっしゃいました。
まだ小さな蜻蛉です。
身体が透き通っていて、儚げに見えます。
でも目と尻尾の先は、輝くように鮮やかなブルー。
蜻蛉の姿にも秋を感じます。
さて今日は歯医者に行ってきました。
先週から治療中なのです。
私はかつてドイツのランプメーカーに勤めていたのですが、そのとき、歯医者の無影燈に使うランプの仕事をしたことがあるのです。
当時使っていたランプは、自動車用のハロゲンランプだったのですよ。
H3という主にフォグランプに使われていたものを、歯科用無影燈に搭載していたのです。
そんなことから、歯医者で治療をするときは無影燈に興味津々。
これはどこのメーカーかしら?
ランプはどのタイプ?
などと、先生に不審に思われないようにチラリチラリと観察に勤しむのです。
本当は治療が怖くて仕方がないのだけど、この観察のおかげでちょっと気が紛れます。
今日の診察台はちょっと新しい装置。
無影燈には、白色光を照射するLEDが使われていました。
以前のハロゲンランプは、白熱電球の仲間なので、光はやや黄色がかった暖かみのある色合い。
そして、今日の無影燈に点いていたLEDからは白い光が照射されます。
当然、照射面の色合いは異なって見えます。
歯医者ならば、診察の際に歯と歯茎の色合いで症状を判断するはず。
照らす光の色合いの違いから見え方が異なって、診察に支障をきたすことはないのかしら…
この歯科には他にも数台の診察台があり、以前使ったものはハロゲンランプのタイプだったので気になって…
そんなことをあれこれと考えていたら(っていうか、歯医者では口を開けている以外にやることがないですものね…)、今日の治療は終わっていました。
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