ASRock H470M Pro4  と i9-10900を購入。
水冷CPUクーラーも取り付ける。
設定まで3日ほどかかり自分メモです。

グラフィックボードがPCIe に認識しない
PCIe にQuadro K4200を取り付けると、
BIOSも立ち上がらない?
K4200が壊れてるかもと思い、K2000を取り付けるが
同じ症状。
グラフィックボードを取り外して、
グラフィックス出力オプション : HDMI, D-Sub, DisplayPort
に直接つなぐと、画面が出てきた。
結論:bios設定にて
Advanced>Chipset Configuration>PCIE1 Link Speed
取り付けているPCIE1のリンク速度を2に設定。
すると、ちゃんと画面が現れました。
autoだとだめでした。Kシリーズの問題か?
その後、P4000に変更。これは問題なく可動した。

※MBには表示LEDがあり、ちゃんと見れば良かったと反省。


■CPU Thermal Throttling サーマル スロットリングの問題
高負荷で走らせると、急に速度が落ちる。

いろいろ調べたら、Thermal Throttling等の設定があり
無効にしたりいろいろしたがダメ。
PL1等の設定というのもあるが、BIOS上無し。

ASRock のA-Tuningを試すがダメ。

Intel(R) Extreme Tuning Utilityという便利なソフトがあることを発見。
しかし、BasicTuningが設定できない?対応CPUにi9-10900は無い。

BIOSにてオーバークロックなどいろいろ経験から試したがダメ。
がんばってマニュアル見てもよくわからない。

んで、ASRock H470M Pro4のHPをもうちゃんと見ると
ASRock BFB(ベース周波数ブースト)技術を発見。

あれ?実は自作系PCが6台ほどあり、面倒なので、全てASRock にしてある。
それでいろいろ調べたら出てきました。
BFBを使用するとKシリーズ以外でもブーストが利用できると。
BFBの設定を125Wにして試してみる。
なんと、ほとんどちゃんと動いてくれる。
連続すると、ちょっと落ちるが、全体的には問題ない。

結論:ASRock H470M Pro4 の場合、BFBの設定によりまぁ満足できる性能になった。

■数値メモ

●BFB auto 初期値
CINEBENCH R15にて何度かCPU計算。
1755 低い時は1678
CPU温度は最大85度、ブレーキが効くと、45度。


●BFB 120W
CINEBENCH R15にて何度かCPU計算。
2438 低い時は2178
CPU温度は最大89度、ブレーキが効くと、65度。

今の所、ASRock H470M Pro4とi9-10900の組み合わせは
使えると判明しました。

■BIOS設定 起動時「F2」「Del」 何故かDelキーしかだめ。

→詳細モード

→OCツール→BFB
ここで125Wにする。

使用中に固まる場合
120W と下げてみる。

B560M Pro4にも採用されている。
第 10 世代 Intel® Core™ プロセッサーと
第 11 世代 Intel® Core™ プロセッサーに対応
とあるが、
ASRock Z590M-ITX/axだとBFBが無い?
HP上ではBFBの表記があるがBIOSでは無い。
と、微妙に罠があるかもです。

当初あまり考えずにi9-10900 i9-1099kなど検討し
CPUコア数、スピード、価格などを比較して決めたが、
まさかブレーキがかかるとは思いませんでした。
なんせ、自作PCの最新CPUはi7-8700K。
数年でいろいろがらりと変わりますね。
BFB機能はワンクリックでOCできるので便利。

一応、この記事を参考にしても、自己責任で。