先週の給湯器事件以来、
なにかと不調続きの江口家。

リビングの電球が息を引き取ったり、
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車検が終わったばかりの車がへそを曲げたり、
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ミシンまで、怪しい音を響かせ、
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ますます恐怖の館じみてまいりました。
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ノーベル医学・生理学賞を受賞された山中伸弥教授の御宅の洗濯機が不調になったのは、江口家の機器が放ち続けるぶっ壊れオーラのせいかもしれません。
「そんなことあるかいっ!(゚O゚)\(- -; 」

こればかりは「iPS細胞」でも太刀打ちできないと思われます。

いや、

機器ではなく、江口家の細胞そのものがまずいのか……。

「それは遺伝子が問題だと思われます。」
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やな遺伝子だな…。
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さて、

遺伝子は今のところ我が家ではどうにもなりませんが、
できることから着々と改良を重ねていく姿勢は、ほぼ日手帳を見習いたいものであります。

以前、ほぼ日手帳の
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変更点を書いたことがありましたが、

(ほぼ日手帳2013変更点と来年の手帳)

こんなところも変更されていました。

それは、

「今日は何の日?」

1月だけでも15日分の内容が変わっていたり、年号が追加されているものがあったりしました。
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むむ、もしや私の誕生日が某ジ◯ン手帳のように「ナンパの日」に変わっているのでは……


おお!大丈夫。
今年も変更なく、「向井千秋スペースシャトル打ち上げ成功(1994)」。よかったよかった。

あなたのお誕生日はいかがですか?

こんなちょっとした変更点も意外と嬉しいものですね。
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さて、

やっと機器不調連鎖が終わったかとホッとしていたところに、
さらに度肝を抜く事件が発生しました。

なんと!

全く手帳に興味がなかった家人が、来年の手帳を購入して帰宅したのです。

「おとう、頭大丈夫かーー!」
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「いや~、それほどでも~…」
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……………(*`ロ´ノ)ノ


しかも、私が昨年から気にしながらも購入せずにグズグズしていたマークスのエディット!!
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実は、この1日1ページのマークスのエディット、今年も非常に気になっていたところ、usamiyuさんがブログに書いていらっしゃいました。
usamiyuさんのブログはこちらです。

HAPPY SMILE DAYS☆

万年筆が使えるかしらとコメントを入れましたら、詳しく調べてくださいました。

「万年筆インクの裏抜けはしないけれど、乾くのに時間がかかる」

ということで、

ますます試してみたくなっていたところに、
家人のエディットの登場で、江口が舞い上がったのは言うまでもありません。
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ほぼ日手帳発表会以来2度目の舞い上がり状態です。

さっそく家人の了承を得て試し書きです。

手持ちの万年筆インクを、ガラスペン、ラミーサファリF、ペリカーノJr.で書いてみました。
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かなり太字でも裏抜けしていません。裏抜けしやすい色彩雫も大丈夫でした。
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裏の透け具合い、インクの乾く速度は、ほぼ日手帳と同じくらいで、太字で記入すると20~25秒程かかりました。(インクや万年筆によって違いがあると思われます。)

では、ジェルインクやマーカー、スタンプはどうでしょう?
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裏抜けしたのはスタンプ。
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これもほぼ日手帳と同じくらいの抜け具合いでした。
ボールペン筆記の凹凸も同様です。

マークスのサイトでは紙質については詳しく書かれていませんでしたが、
書き味も、紙の薄さも、ほぼ日手帳のトモエリバーとよく似ています。

手触りはどちらかというと、トラベラーズノートの軽量紙に似ているような……。

大きさは2種類。

B6変形サイズ(縦18cm、横12cm)とB7変形サイズ(縦12cm、横7cm)です。

主要部分の構成は、月曜始まりのブロック型マンスリーと1日1ページのデイリーです。
六曜と、満月、上弦の月、下弦の月、新月のマークが入っています。

B6変形サイズとほぼ日手帳オリジナル(文庫本サイズ)を比べてみました。
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(写真の角度でズレて見えますが、左角を揃えて撮影しました。)

ほぼ日手帳オリジナルより大きく、カズンより小さいサイズ。
カズンのようなバーチカルの週間ページがないので、厚みはオリジナルと同じくらいでした。


中はドット罫線です。
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色が薄いのでイラストや図も書きやすいと思われます。

そして、

年頭にはビジョンやプラン、月間イベントを記入するページ。
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月初めにはテーマやプラン、支出のリストや記録しておきたいことを記入するページがあります。
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観た映画や展覧会、読んだ本などをリストアップしてもいいですね。

中はシンプルですが、月間カレンダーの下にお天気や気温が書き込めるようになっていたり、
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24時間対応の時間軸があったり、
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邪魔にならない程度に、世界のイベントやや、その日がお誕生日や命日の有名人の名前が小さく英語で書かれていたりします。
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おまけページは、世界の祝日と時差があり、
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充実の路線図は

東京、大阪、名古屋、京都、神戸、札幌、横浜、福岡、
ニューヨーク マンハッタン、パリ、ロンドン、ミラノ、香港、台北
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14都市です。

栞紐は2本ついていました。
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モレスキンのようなゴムバンド付きのもの(ソフトカバー)
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外側にポケットがあるナイロンカバー、
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ジップアップポケットが付いている合皮のカバーや、
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和紙の風合いを生かしたナオロンという耐水性のある紙製のもの、
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レトロで不思議な雰囲気のEBIのカバー(ハードカバー)などなど、
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色違いも入れて60種類あります。

この他に、伊東屋さんのオリジナル革カバーもあるそうですよ!

詳しくは、こちらの公式ガイドブックに掲載されています。
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いろんな方の使用例もありました!
手帳を見せてもらうのって、楽しくて大好きです。

写真はマークスのホームページからお借りしました。
マークスダイアリーページ

了承を得たとはいえ、いい気になって試し書きをしまくり、家人に申し訳なくて返すに返せない……。
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…(`ロ´;)

もう1冊、カバー付きを購入して中身を入れ替えて返そうということで、

江口家の家族の交換日記は、マークスのエディットになりました。

さて、どれを購入しようかな……。ワクワク

よし!

ガンガン使っても気にならない、ポケット付きナイロンカバーのネイビーにしよう♪٩(≧◡≦)۶♪
ステッチも赤で可愛いかも♡
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(自分の好み優先)

ポケットにペンを挿したり、
プリント類も入れられて、しかも!これが1番お手頃価格なんですよ。

「自分が買いたいだけじゃね?」
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「だよな!」
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などと、
冷たい視線を送られたり、

PCのデータを消去されたりしないよう、
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みなさんもお気をつけくださいね。

「…で、結局ほぼ日手帳の紙と、どの程度似てるの?」

うーん……、このくらいかな。

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いや、このくらいかな…。

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「ええい、はっきりせいっ!」
………(*`ロ´ノ)ノ
「お湯、出ないね~」
「うん、全然出ない」
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「お風呂壊れたーーー‼」
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え?
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壊れたぁーー??
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まじかぁーーー‼
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給湯器が、給湯器がぁーー……

と、右往左往している江口家ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

散財大魔王、だーいピーンチ(*`ロ´ノ)ノ

こんなこともあるさ。
……あは、あははは(^^;;

はぁーーーorz


まぁ、お風呂のことはキレイさっぱり水に流して本題に入りましょう。(←いや、水出ないからT_T)

ほぼ日手帳WEBSHOPのヒカリエ出張所が10月4日にオープンしましたね~。

渋谷は遠い……


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と、猫背加減倍増の田舎っぺ江口は
新潟県の豪雪地帯在住であります。

渋谷ヒカリエでは、

三國万里子さんの編み物キットや、
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こんな可愛いミナ ペルホネンのバッジや、
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トートバッグもあります。
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そして、11日14時から19時まで、「カッパとウサギのコーヒー屋さん」が出店し、
イラストレーターの福田利之さん(カッパさん)と、ほぼ日の山下さん(ウサギさん)がコーヒーをふるまってくださるそうです。

すでにWEBSHOPで完売しているカバーも購入できるものがあるそうですよ‼11月1日発売「ロキャロン」のサンプルも‼‼

この魅力満点の出張所は、
渋谷ヒカリエ5階で10月17日まで開催されています。

ところで、
ほぼ日手帳2013の10月1日発売で早くも完売しているのは下記の3つです。

オリジナルの&こども「水色×オレンジ」
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カズンジッパーズ「リネン オレンジレッド」と、
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カズンの&こども「ネイビー×ピンク」
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ポーチとして使っても便利そうですよね。

今回のジッパーズは仕様変更されて、カバーを広げた大きさの書類がすっぽり入るようになったり、(カズンはA4書類がそのまま、オリジナルはA4二つ折りが入ります。)
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細かいものを入れるポケットがあるなど、
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さらに進化を遂げました。

あな吉さん手帳をほぼ日手帳カズンで!という方にとっても、A4書類がそのまま入るジッパーズは便利ですね。

重さを克服できれば、日記も含めた一元化ができそうです。

&こどものカバーも収納力たっぷり。母子手帳やパスポート、お薬手帳なんかも一緒に入れたり、
診察券や傷バンなども‼
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これなら便箋や絵はがき、切手やシールなどを入れて、お手紙セットにしてもいいなと思いました。

かぶせ式でゴムバンド留めなので、厚くなっても閉じることができます。(ジッパーズのファスナーが厚みで閉まりにくくなってしまう方には、こちらの方がいいかもしれませんね。)

画像はほぼ日刊イトイ新聞さんからお借りしました。
ほぼ日手帳販売ページ

さて、

ほぼ日手帳のトモエリバー、
スマイソンのフェザーウェイトペーパーと、
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薄くて、万年筆インクが裏抜けしない紙を求め続けている江口。

最近はトラベラーズノートの軽量紙リフィルにはまっています。
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この紙の薄さとしなやかさは病みつきになる手触りで、

太字万年筆でも裏抜けせず、ガラスペンも大丈夫。

裏から透けて見えますが、思っていたより気になりません。

書き味も滑りすぎず、ひっかかることもなく、快適です。


万年筆インクで書いた時の乾く速度はほぼ日手帳のトモエリバーより若干速いです。(スマイソンと同じくらい)

残念なのは、トモエリバーやフェザーウェイトペーパーに比べると、紙の強度が弱いように思う点です。

このように、クリップをつけたい場合はマスキングテープで補強すると破れにくくなります。
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万年筆インクで書いた後の波打ち具合やボールペン筆記後の凹凸は、トモエリバーと同じくらいに感じました。

軽量紙リフィルは1冊が128ページと、普通紙リフィルの2冊分なので、
「あの情報は前のリフィルだった(泣)」という状態をある程度防ぐことができそうです。

……なーんて、理屈をあれこれ書いてみましたが、

いや、もう感覚的に好きな紙なんですよ。
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無意味にパラパラめくってみたくなっちゃうんです。
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「薄くてペラッペラじゃん‼」などと、今まで敬遠していたとは………( ꒪⌓꒪)なんてもったいない‼

「普通紙リフィルより、万年筆インクは裏抜けしないよ!」と教えてくれた万年筆コレクターリナっちに感謝です。

ところで、

万年筆インクを集め始めた江口、
「もう少し◯◯ならば……。」と、微妙な色味を追求したくなって、つぎつぎとインクを買い込む羽目に陥っていましたが、

とうとう、

自分で好みの色を作れるインクを試してみたい衝動が、ふつふつと沸き起こる始末。

例えば、

アメリカのプライベートリザーブインク。
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こちらは36種類のインクすべて混ぜ合わせ可能ということで、
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ブレンドキットには秘密のブレンドレシピなるものが同梱されているとか‼
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画像は楽天市場の文栄堂さんからお借りしました。
プライベートリザーブインク 文栄堂さん

そしてこちらの、

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プラチナのミックスフリーインクは9種類のインクを混ぜ合わせるタイプで、
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こちらのブレンドキットにはレシピの他に、インクのうすめ液がついています。
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インクの濃淡を変えることができるのは嬉しいですね。

画像はプラチナのホームページからお借りしました。
プラチナ ミックスフリーインク

どちらも、他のメーカーのインクと混ぜ合わせると、凝固する恐れがありますので、
専用のシリーズ内で楽しんでくださいね!という但し書きです。

もう少しベージュっぽいピンクを……とか、

ほんとのイカスミっぽいセピアを……とか、


おや?

なんと‼プライベートリザーブインクに、本当のイカスミを使ったインクが存在していました‼
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詰まったりしないの?

超微粒子だから大丈夫らしいですが、ちょっと心配。

まずはエルバンのローラーボールあたりで使ってみようかと……

この「イカ墨セピア」は顔料インクですので、耐光性、耐水性に優れ、長期保存したい文書に使えるということです。

1瓶6800円。

ろ、ろくせんはっぴゃくえん…(`ロ´;)

お風呂ぶっ壊れ江口家には縁遠いと思われます。

無理して購入した暁には、

背後から襲われたり、
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こんな有様になることが
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予想されますので、
なりをひそめていようかなと。
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今日もCATASTERSの猫さんたちは、
逆境にもめげずに暮らしております。
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追記

ね、ね、見て見て、このクリップ‼
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ラスカル大佐ご夫妻からいただいたんですよぉ。

ツボすぎて溺愛しております。


本題に入る前に、朗報です‼

ほぼ日手帳WEEKSのカバーを販売しているBEAMSオンラインショップ。
soraさんがパスポートケース ピンクの再入荷お知らせメールに申し込んだところ、
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無事に購入できたそうですよ‼

現在、ウォレットカバーのホワイトも
再入荷お知らせメールに申し込む状態ですが、11月中旬には届くそうです。
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今なら2013年に間に合いますよーー‼
BEAMSオンラインショップ
(ウォレットカバーの画像はBEAMSオンラインショップさんからお借りしました。)


ところで、

最近、万年筆インクを集め過ぎの江口。

パイロット色彩雫の「山栗」と「山葡萄」
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エルバン トラディショナルインクの「ココアブラウン」を
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購入したことは以前お伝えしました。

その後、

なびさんからいただいたシュナイダーのローラーボールと、
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エルバンの「アンティークブーケ」がお気に入り文具の仲間入りをし、
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ついにエルバンのカートリッジインク「アンティークブーケ」と共に、
「エンパイヤグリーン」「忘れな草ブルー」「ラルム・ド・カシス」「ビルマの琥珀」
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などを注文。

さらに、

シュナイダーのローラーボールが手に入らなかったため、

こちらの真鍮ボディにつや消しブラックメッキの、カートリッジインク対応ローラーボールまで注文してしまい、
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届いたら、家族の総攻撃を受けること間違いなしの状況となり、

先回の武装では、
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全く威嚇にならなかったため、

新たな武装を考えねばと……

まこっちゃん、それ違いますから‼
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みさと姉さん、それ仮装ですからぁーーー‼
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などと騒いでいるところに到着したのが……


ナガサワオリジナル神戸インク物語「フェルメールブルー」
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残りあと4個になった時点で全面降伏した次第です。


この「フェルメールブルー」
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神戸市立博物館で、今日から2013年1月6日まで開催される「マウリッツハイス美術館展」を記念して作られた限定インクなんです。

オランダ ハーグの中心にある「マウリッツハイス美術館」は、数少ないフェルメールの作品のうち3点を所蔵しているそうです。

代表作の「真珠の耳飾りの少女」
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少女が巻いているターバンには、
ラピスラズリが顔料のウルトラマリンブルーが使われています。

大変美しい青で、また希少で高価な絵具のため、なかなか観ることができません。

なにしろ、顔料1瓶10gで2万円ほどするのです。

このウルトラマリンブルーに限りなく近い色の万年筆インクが出ると聞いて、
我慢の糸がぷっつんと……(*`ロ´ノ)ノ
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え?なぜウルトラマリンブルーがフェルメールブルーかって?

はい。フェルメールさんはこの高貴な色を好んで使用していたため、ウルトラマリンブルーをフェルメールブルーと呼ぶようになったんですって。

どんなに江口が好んでセピア色を使っても、誰も「江口セピア」などと呼んでくれない人生です。
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ほんとのイカスミ使うてるでーー(嘘)……などと叫んでも、相手にされるはずがないこと間違いありません。
……………

気を取り直して、

そうそう、

予告したブラウン系インク3種類です。
パイロット色彩雫「山栗」
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プラチナ顔料インク「ブランセピア」
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エルバン トラディショナルインク「ココアブラウン」
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プラチナの「ブランセピア」はミルクココアのような色で、甘く可愛いイメージ。

パイロット色彩雫「山栗」とエルバンの「ココアブラウン」は、
並べてみないと違いがわかりにくいほど似ています。

並べてみましょう‼
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いかがですか?

どちらも赤味のない枯れたブラウンなのですが、

「山栗」はこっくりした温かみのある色味で、「ココアブラウン」はより無彩色に近い灰がかったブラウンです。

普段使いには「ココアブラウン」を選びました。

さて、

どんどん増えていく万年筆インク。どうしたらちゃんと使ってあげられるでしょう……

おおっ‼

到着待ちのローラーボールにクリアタイプがありました。
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これなら安価なので、
5本くらいまとめ買いして、色ペンのような使い方をしても楽しそうですよね。

また散財しそうな案を思いつく江口。
…………。

こんなことばかりしていると、

こんな↓写真を送りつけられたりしますので、ご注意ください。
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……なるほど、
敵は心理戦で来たか。うーむ。


エルバン ローラーボールペンとインクの写真は、楽天市場「文栄堂」さんからお借りしました。
文栄堂さんのカートリッジ用ペンの販売ページはこちらです。

エルバン カートリッジ用ペン ブラック