おおーーー‼久しぶり~~
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いや~、こんなところで会えるなんてね~~何年ぶり?
変わってないね~~。
私お盆で昨日帰ってきたんだよぉ。懐かしいって言えば、東京で白球のプリンスにバッタリ会ってさぁ~、めっちゃおじさんになってて………

……などと、

いきなり見知らぬ人に話しかけられ、困惑した経験はありませんか?

白球のプリンス……おじさん?
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そもそも、貴方は⁇⁇

こんな時、ちゃんと確認できるに越したことはないのですが、
なかなか切り出せないものです。


「……で、理子は今どこに住んでるの?」

……人違いではないらしい。

しかも、同級生っぽい。

どちらさまでしょう?と聞けない小心者の江口は、高速で脳を働かせ、

「ね、連絡先交換しようよ。」という手に打って出る。

カカカカ……ピコン!

「これでよし‼じゃ、飲みに誘うね~(^-^)/」

と、にこやかに去って行く彼女を見送ってから、あわてて連絡先を確認したら、

「みーぽん
080……
mi-pon1192…@……」

みーぽん いい国?
鎌倉幕府?……(`ロ´;)



飲みに誘われるのが怖くて眠れない江口ですが、
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お盆休み、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

オリンピックを見ながら、「そこだ!行け~!打てーー‼」と応援し、
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寝不足の方も多いかと思われます。
車の運転など、十分お気をつけください。

すっかり前置きが長くなってしまいましたが、

とうとう、

キャップレスの万年筆を導入してみました。

以前から気になりながら出会うチャンスがなかったのですが、
先日お会いしたラスカルさんが、試し書きをさせてくださって、
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(ラスカルさんのキャップレス)

一気にファンになってしまったのです。

キャップレス万年筆といえば、

ラミーのダイアログ3と、
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(画像はAmazonさんからお借りしました。)

パイロットのキャップレスのシリーズがあります。


日常頻繁に使うことになるので、万一壊れた時の修理のしやすさと、純正インクの豊富さ、
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そして何より、

ラミー ダイアログ3はツイスト式(ボディを180度回す)で片手で操作できないことに対し、
パイロットのキャップレスはフェルモ以外はノック式で、
片手でペン先の出し入れができることが決め手になり、

パイロットを購入することにしました。

こちらは息子がお小遣いをはたいて購入した、キャップレス マットブラック。
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クリップ部分までマットブラックで、パソコン画面で見るよりずっと高級感があります。
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見た目より重さがあります。

ノックしてペン先を出すと、こんなふうです。
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ちょうど手で持つ位置にくぼみがあって、書きやすいのです。

こちらは、私のデシモ パールホワイト。
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上品なパールです。

マットブラックは最大径が12.8mm、30g。
デシモは12mmの21gです。
色のせいか、写真ではデシモの方が大きくみえますが、実際は、マットブラックの方が大きいのです。
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(ちなみに、ラミーのダイアログ3は直径13.5mm、47gです。)

見た目では大きさの違いがわかりにくいですが、
持って書いてみると結構違います。

マットブラックの方は、
サラサラとしたボディが、ちょうどいい滑り止めになり、
太すぎず、
重みがあって、軽く書ける感じがしました。

デシモの方は
ツルツルとしたボディの質感が気持ちよく、軽すぎず、細すぎず、
サラサラと書けます。

どちらがいいかは、もうこれは好みです。

できることなら、ご購入前に試し書きしてみることをお勧めします。わずかな違いのようですが、書いてみるとかなり違いがわかります。

さて、入れるインクですが、
キャップレスには純正インクを‼が鉄則らしいです。

パイロットは、このキャップレス万年筆を50年ほど前から作っていて、
キャップレスに入れても乾きにくいようにと、純正インクを調整してあるそうです。

インク詰まりが怖いので、ここはやはりパイロットの純正インクにしてみました。

マットブラックは、息子が学校で使うので、予備が持てるカートリッジのブルーを。
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私はコンバーターをつけて、色彩雫の紫陽花を入れてみました。
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「紫陽花」は、紫がかった明るいブルーで、青系の紫陽花の雨上がりみたいな色でした。
カートリッジのブルーは、深みのある青で、落ち着いた印象です。見ていて疲れない色でした。
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写真はほぼ日手帳WEEKSに書いたところです。裏抜けなどの問題はありませんでした。
モレスキンはパイロットのインクとは相性がよくないようで、裏抜けしてしまいました。

コンバーターを装着する場合には、中のキャップはいりません。
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(1番手前に写っているのが、中のキャップです。)
まるでボールペンを使うようにペン先を出し入れできるキャップレス万年筆。

毎日活躍してくれること、間違いありません。

ところで、

パイロットのキャップレスには、ペン先が金ではなく、特殊合金(ステンレス?)のものもあるそうですが、
今回はどちらも金のペン先を選びました。

Fのペン先ですが、ラミーサファリのEFより細字です。
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これなら、ちいさな手帳に書き込めます。

あまりに便利すぎて、他の万年筆の出番が少なくなりそうです。


ところで、

先ほどの「みーぽん」に大変失礼だったと反省し、こちらから電話をかけました。

「微妙な顔してたからさぁ、コイツわかってねーな!と思ってたわ~」とのことで、
中学校の先輩だったことが判明しました。

そういえば、この先輩に、
「朝晩、牛乳飲むと色白になれるよ」と嘘情報を吹き込まれ、
お腹をこわしたことを思い出した江口でありましたorz
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今日もCATASTERSの猫さんたちはご機嫌です‼