連日連夜の大雪で、除雪しているにもかかわらず、
また2階の窓が埋まってしまう勢いの我が家ですが、
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お元気ですか?


先日ご紹介した、インクを吸い取るブロッター。

インクを吸い取るブロッター

大きさや価格も様々で、結局2つ購入して比較することにしました。

まず、こちら
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ルビナート社製の真鍮グリップのタイプです。

どこにも在庫がないと諦めていたのですが、ペンルームさんにありました。

サイズは、横8cm、縦4.5cm、高さ4.5cmです。

コロンとして可愛いサイズです。

吸い取り紙が1枚付いて送られてきました。

そして、こちら
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日本のコレクト社製です。

サイズは、横14.5cm、縦7cm、高さ5cmです。

ちょうど黒板消しのようなサイズ感です。

こちらに付いていたのは吸い取り紙ではなかったので、
リフィルを購入して付け替えました。

並べてみると、大きさがかなり違うことがわかります。
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コレクト社製には半月型の曲面に、スポンジがあるのが見えます。
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このスポンジは本体に付いていないので、接着してしまった方が扱いやすいかもしれません。


どちらもグリップをクルクル回してネジを緩め、吸い取り紙を交換します。
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さて、この吸い取り紙ですが、
それぞれの会社が専用のリフィルを出しています。
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ルビナートは、10枚入り1050円。


コレクトは、20枚入り187円。(160円ほどで販売しているお店もありました。)


ずいぶん価格が違います。
触った感じでは、コレクトの方が微妙に厚い気がしますが、ほぼ同じと言っていいと思います。

どちらもテクスチャは水彩画用紙に似ています。

品質の差の確認も兼ねて、インクを吸い取った後に続けて使えるか、実験してみました。

インクの乾きがわりと遅いと感じているトモエリバーに、下記のインクをのせて吸い取り、
すぐに他の紙におしつけてみます。

○セーラージェントルインク「ピッシュ」(染料インク)

○ラミー「ブルーブラック」(顔料インク)

○ドクターヤンセン ワインインク「ボルドー」

○プラチナ顔料インク「ブランセピア」

○ハイテックCコレト ピンク0.4

○ツキネコ スタンプインク 布、ガラス用

○ツキネコ スタンプインク 水性

○印鑑朱肉

ひとつひとつ、紙にインクをのせた直後に吸い取り、
他の紙に押し付けてみました。
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筆記具のインクに関してはインクの移りは見られませんでしたが、

ツキネコのスタンプインクは残念ながら、どちらもインクが移りました。

事務用スタンプや朱肉、インク内蔵型のスタンプは、吸い取った後でも繰り返し使うことができました。
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ルビナートもコレクトも、
スタンプインクに関しては、粘度の低いもので使用した方がよさそうです。


吸い取り紙の品質に差は見られないので、
コストパフォーマンスのいいコレクトを採用し、ルビナートにもサイズにあわせて切って使うことにしました。
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1週間ほど、両方のブロッターを使ってみた結果、

ちょっとした書き込みや、サインなどは、
可愛いルビナートのブロッターを、

手紙やノートを1ページ分書いた時は、広範囲を一度にカバーするコレクトを使用するようになりました。

愛用のモレスキン ラージサイズに、コレクトのブロッターの大きさが、ちょうどよく合っているのです。

正直なところ、

インテリアとして様になるのはルビナートですが、
よく使用するのはコレクトの方です。

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価格も手頃で実用的なコレクトのブロッター。
アサヒヤ紙文具店のご主人がおっしゃるように、
グリップをオシャレにしてみたくなりました。

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楽天市場の把手屋さん


コレクト社製のブロッターには、漆塗りの黒いものもありました。
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(画像はAmazon)

ところで、
隣の町に、アメリカから来られた家具職人のラッセル・ジョケラさんが工房を開いていらっしゃいます。

こんな可愛い木製のクリスマスツリーを創られたりもしています。
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ラッセル ジョケラさんのホームページはこちらです。


ラッセル ジョケラさんのホームページ

お願いしたら、特製のブロッターを創ってくださるかもしれませんね。

次回の個展の時にお会いできたら、お願いしてみようと思います。