来年のスケジュール帳は決まりましたか?

ノートならば1年に数冊使うので、気になったものを試してみる冒険も楽しみですが、
日付けの入っているスケジュール帳となると、1年間使い続けることになります。
途中で他のものに変更したくなっても、販売期間が限られていたり、売り切れていて買えないことがあります。
できることなら、今月中に気に入ったスケジュール帳を手に入れておきたいところです。

さて、そのスケジュール帳はどこに入れて持ち歩きますか?

バックに入れる方、手に持っている方、服のポケットに入れる方、
様々なスタイルがあるかと思いますが、
今日はポケットに入れる派の方々に、サイズの違う3つのスケジュール帳を検証していただきました。

今回はポケットに入れて持ち歩くことを前提にしているので、サイズと形に焦点を当てています。

検証をお願いしたのは、この3つです。
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左がモレスキンウィークリーポケット(縦14㎝、横9㎝、厚み1.3㎝)、真ん中はロイヒトトゥルムポケット(縦15㎝、横9㎝、厚み1.3㎝)、右がほぼ日手帳WEEKS(縦18.7㎝、横9.5㎝、厚み0.9㎝)です。

検証をお願いしたのは、画材店勤務の男性、建設会社のお客様担当をされている男性、制服のある学校の男子学生さんです。
(女性でスケジュール帳を常にポケットに入れている方は見つかりませんでした。)

1番よく利用するポケットはスーツや制服の内ポケットだそうです。
どの方の内ポケットもだいたいサイズは同じくらいで、
縦が18㎝~20㎝、横が14㎝~15㎝でした。

出し入れしやすいのは、細長いほぼ日手帳かなと思っていたのですが、モレスキンとロイヒトトゥルムでした。
その理由は大きさよりも形。角が丸い形状にありました。
角が尖っていると、ポケットの入口で引っかかることが多いそうです。
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厚みの違いは0.4㎝ですが、これはそれほど違いを感じないということでした。

開いて文字を書き込んだ感じはどうでしょうか。
ちょうどいい大きさと感じたのはロイヒトトゥルム。モレスキンは小さすぎるし、ほぼ日手帳はページの上方に書き込む時に、袖口のボタンが引っかかってしまうということでした。
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表紙の材質は滑りがいいものが良いということで、今回用意したほぼ日手帳WEEKSは布製でしたが、専用の透明カバーをつけるか、あるいは「げんき色」のツルツルした表紙のタイプがいいそうです。

なぜ今回ハードカバーばかり揃えたのかというと、立ったまま書ける硬いカバーがいいと、
最初からソフトカバーは却下されてしまったのでした。

内ポケット意外のポケットに入れるならモレスキンかロイヒトトゥルムじゃないと入らないということでした。

今回はポケットに入れることを前提にしていたので、中の仕様の検証はしなかったのですが、
中の仕様で人気があったのはほぼ日手帳WEEKS。
見やすくて、日本仕様になっていること。レフト式の右ページが方眼で、うっすらとある縦のラインが便利なこと。しおり紐が2本付いていること。


中の仕様がほぼ日手帳WEEKSで、拡張ポケットが付いていて、大きさがロイヒトトゥルムで、モレスキンの手触りだったらいいなぁ~ということでした。
一長一短。何を重視するかで選択が変わりますね。ノートと2冊使いであったり、バックに入れる派であれば、また違った意見も聞かれることでしょう。また、ブランドイメージも決め手のひとつになるかもしれません。

たくさんの種類が販売されているスケジュール帳。
今回はたった3種類での比較でしたが、少しでも選択の目安になればと思い、掲載してみました。

どうぞ最適な1冊と出会えますように‼