11月4日のブログで、モレスキンのプレーンノート ラージサイズに万年筆で書いたら、裏ぬけしてしまったとお伝えしました。
これがその時の写真です。
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それなら他の筆記具でもいいじゃないかという考え方もありますが、せっかくの機会なので、万年筆とインクの組み合わせを変えて実験してみることにしました。

まずは、モレスキンユーザーさんオススメの「ラミー サファリ 極細(EF)」と「古典ブルーブラック」のインクを手に入れました。
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インクはラミーのボトルタイプです。
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この白いものは何だろうと引っ張ってみると、スルスルと出てきます。
どうやらインクの吸い取り紙で、これでペン先についてしまったインクをキレイにするようです。
裏返してみたら、このようにふかふかの紙になっていました。
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まずは、手持ちの万年筆を使って比較してみました。
真ん中は11月4日のブログに登場した組み合わせです。
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無印良品の万年筆は安価なわりに書きやすく、よく使用しますが裏ぬけしました。
ラミーサファリ ペン先 Fにカートリッジのブルーを入れたものは、他のものに比べると裏ぬけ具合は少ないようです。

では、PenGalleryさんオリジナルの「黒苔」「古錆」はどうでしょうか。
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ラミーサファリFとアウロラオプティマで試しましたが、サファリの方がいいようです。

ではラミーサファリFに古典ブルーブラックではどうでしょうか。

写真での表記はアウロラになっていますが、サファリFの間違いです。申し訳ありません。

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はじめはインク交換直後でインク量が多く、裏ぬけ気味でしたが、か
書いているうちにほとんど裏ぬけしなくなりました。

では、オススメの組み合わせ‼
ラミーサファリEFと古典ブルーブラックです。
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まったく裏ぬけは見られませんでした。
ペン先は細いものの方が裏ぬけしませんでした。

モレスキンとラミーサファリといえば定番の組み合わせなのは、こうした理由があったんですね。

ちなみに、
古典ブルーブラックのインクは水に溶けない顔料を使用しているため、紙の内部に色が染み込まないので、裏ぬけしないのだそうです、
乾くと耐水性があって、水がついても滲みません。
そのかわり、インクを入れたまま万年筆を放置してインクが乾いてしまうと、取れなくなってしまい、
万年筆を傷めてしまって使えなくなるそうです。
そして、色はブルーブラックとブラックしかありません。

今回裏ぬけしたインクなど、現在よく使われているインクは水溶性の染料を使用しているので、紙によっては裏ぬけすることがあるということでした。
そのかわり、手入れが楽で万年筆を傷めず、色の種類も豊富にあります。

万年筆に限らず、
どのノートにどんな筆記具で書こうかというのは、文具好きの楽しみでもあり、探究心がわいてくることのひとつですね。

お気に入りのノートに大好きなペンで
今日はどんなことを書きましょうか。