サムライダイナソー6 | LIFriendsオフィシャルブログ「羽村と共に歩む道」Powered by Ameba

サムライダイナソー6

脚本FUNKY

アラームの知らせを受けた5人はすぐに007Aに乗り込み
モンスターがいる場所まで向かった。

5人は力を合わせてモンスターに立ち向かった。
力を合わせた5人は無敵でった。
FUNKYは電流を浴びせてモンスターの気を引くと、背後からMAKOTOの「マコパンチ」
とどめは、しゅんの必殺技「五枚目」

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これがいつもの戦い方になっていった。
沢山のモンンスターがいる時は
モンスターに気づかれないように
5人が手を繋ぎ、KAMIの透明の能力で5人透明になり
ゆっくりと近づきHAYATOの命を操る能力で
一体づつ慎重にモンスターの命を吸い取った。

またある時は、巨大モンスターを目の前に、5人が力を合わせて放つサムライダイナソーの必殺技「腐乱者」でモンスターを一気に腐らせ、粉々にした。

しかしこの「腐乱者」はサムライダイナソーの体力も一気に奪い取るため、本当の危機的状況でしか使わなかった。


何回、何十回と戦いを重ねていくうちに戦いにも慣れてきた。
そして仲間としての絆も深まってきた。

ある時5人は、お互いの過去について語り合っていた。
MAKOTOは高校を卒業すると同時に建築業についてその怪力を生かし、毎日力仕事に性を出していた。

HAYATOは決して裕福な暮らしではなかったが、妻と子供2人と毎日を幸せに暮らしていたそうだ。

FUNKYはその日暮らしの旅人。仲間とバイクで日本中を旅していたらしい。

KAMIは毎日研究に追われる研究所の助手として働いていたらしい。なんの研究をしていたかは詳しくは語らなかった。

しゅんは。。。『俺の記憶...』
一瞬記憶が2つあるような変な感覚に陥ったがすぐに思い出した。
しゅんは昔から人と話す事をなるべく避けながら、家族と一緒に静かに暮らしていた。



話の途中しゅんはトイレへと向かった。
トイレから戻る廊下でいつもは扉が閉まっていて『立ち入り禁止』と表示がされされている扉が少し開いているのき気がついた。
部屋の中からは男の声が聞こえた。

しゅんは中の様子を気づかれないようにそっと覗いた。

するとそこにいたのはドクターマーティンとモモだった。
「すごいぞモモ。私はついに大発明をしたのだ。」
「そうですね。ドクターマーティン。すぐに研究結果をまとめて,,,,,誰だ?」
しゅんはすぐにその場を立ち去た。


「大発明?なんの事だ。研究結果とは一体なんなんだ。ドクターマーティン何を考えてるんだ?」
とにかくみんなに知らせなくては。
そう思うとしゅんは4人がいる部屋へと戻った。
するとまた、モンスター発生のアラームが鳴った。

しゅんは4人に話す暇もなく007Aに乗り込んだ。
















「これはどういう事なんだ。」
しゅんが叫んだ。



事の始まりは1時間前だった。
しゅんがトイレから戻る途中、
モンスター発生の知らせを装置のアラームで知った5人はすぐさま007Aに乗り込みモンスターが暴れている場所まで向かった。

しかしそれが間違いだった。
その場所にモンスターはいなかった。
「なんだいないじゃないか。」
MAKOTOがつぶやいた。
そこは誰もいない、森の中だった。
「この近くに街があった。そこに何か異変がないか見てくるぜ。」
FUNKYがそう言うと街を調べに行った。

その後ろ姿をKAMIはずっと眺めていた。


「おかしいな、レーダーは確かにこの場所をさしてるんだが」
しゅんはそう言うと何度も装置を確認した。

その時、MAKOTOの体の中にイナズマのような電流が走り体中が痺れた。
「ぐあ!」
MAKOTOはそのまま地面に倒れ、薄れていく意識の中確かに自分の体の異変を感じた。
『能力が使えない。』

続けてHAYATO,KAMIが同じように、電流が体中に走りその場に倒れた。
しゅんは自分の能力を使い抵抗したがまた、その場に倒れてしまった。
薄れていく意識の中、自分たちの前に誰かが立っているのが見えた。
しかし、顔を確かめる前に意識は無くなってしまった。


気づくと4人はロープで縛られどこか薄暗い倉庫のような場所にいた。

もちろん能力は使えなかった。
「おい、みんな無事か?」
MAKOTOがそう言うと他の3人は弱弱しい声で応えた。

「FUNKYはいないのか?あぁそうかあいつ街の様子を見に行ったんだった。俺たちみたいに捕まってなきゃいいが。」
しゅんがそうつぶやくと、重々しいドアがキーと言う音を立てて開いた。
目の前にいたのはFUNKYだった。

FUNKYは無表情で4人を見下ろしながら小さな声でつぶやいた。
「バカだな。」


「FUNKY!どうゆう事なんだ。」
そういてこの場面だ。
しゅんは必死にFUNKYに問いかけた。
しかしFUNKYは何も言わずに
4人を見下ろしているだけだった。














つづく