ビジネスにおいて・・・
「あれこれ考えるより、まず行動」
よく言われるが、非常に大切なスタンスだと思う。
ただ誤解しないで欲しいのは、「何も考えるな」ということではない。何も考えずにビジネスが上手く回るなんて事は難しいだろうし、考えることは当然大切な事。
要は、「考えるために、行動をする」ということ。「行動に移すために、まず考える」のではない。
クラブも握った事のない、全くの素人にゴルフの技術から何から全てを教えこんでも骨折り損。まずはクラブを握らせ、思うようにボールを打たせて、ゴルフというスポーツの事実・現実を体感させてから教え込んだ方が、遥かに良い。
ビジネスにおいて「仮説思考」という重要な考え方があるが、そういった仮想や仮説も、事実・現実のフィードバッグがあって初めて意味をなす。ゴルフの例なんかは、まさにそれと同じでは。
しかし、情報化社会と言われ始めて20年近く経つだろうか・・・様々な情報が容易に入手できる時代が進むにつれ、考える要素が増えたせいか、それに反比例して人の行動が鈍くなってきているように感じる。
理屈を重ねるだけで、行動にしない・・・考えることが、行動を避けるための言い訳にまで聞こえる。
ビジネスにおける行動は、当然の如くリスクが一緒となる。それにより行動が抑制されるのは理解できる。しかし、何もイキナリ大きく行動する必要はない。思い当たった事を、身近なところから小さく小さく動いて、テストの様に展開する。そしてそれによる結果を検証する。そこで得た結果と検証内容の方が、行動前に収集した情報よりも、遥かに重要な材料となる。そして次の小さな行動に展開する・・・
この繰り返しと積み重ねがビジネスの創造や改善、そして新たな付加価値を生むと確信する。