昨日から日本全体を駆け巡っている「村上氏逮捕」のニュース。

多数のジャーナリストやコメンテーター、そしてテレビでPickされている「街の声」などからは彼に対する悪評ばかりが目立つような気がするけど、実際のところ国民全体は彼に対してどういう感想や評価をもっているのだろう??

・・・彼が本当に日本の将来を見据えて活動していたのか、はたまた個人の私利私欲の為なのか・・・それに関しては世間でどういった情報が流れようと、実際本人と面識の無い僕が意見をとやかく述べる資格は無いと思うので言及は避けたい。

けど、間違いなく言えること・・・

・・・それは、彼の出現によって日本の証券マーケットに対する国民一人一人の関心や理解が高まり、そして深まったという事実。

その点に関して、僕は彼をとても評価したいと思う。

この春僕がロンドンから正式帰国して、とたんに衝撃を受けたエピソードがある。

成田空港に到着後、電車の待ち時間を利用して空港駅内のスターバックスに入った。そこで熱いコーヒーを飲みながら時間潰しをしていると、隣の席の会話がふと耳に入ってきた。話してる人達は、見た目はいわゆる世間の奥様方4名・・・。仲良し同士でプチ海外旅行から帰ってきたところだったんだろうか・・・会話のテンションも非常に高く、その内容は明らかに丸聞こえやった。。。

最初は「あぁ~日本に帰ってきたなぁ~」と、世間のいわゆるオバちゃん会話を久々に耳にした事で安堵感に浸っていたんやけど、その内容を聞く内に違和感、そして驚きを覚えたのを今でも思い出す。

その内容は・・・企業買収・M&Aだの・・・株価だの・・・ファンドだの・・・

話している内容に精度が欠けているのは否めないけど、それ以前にそういった言葉がいわゆる世間の「オバちゃん」から出てきている事実に・・・

「・・・この国は・・・一体どないしたんや!?」

と、思わず衝撃を受けてしまった。

自分がこの日本にいなかった2年間・・・その衝撃を受けた変化の原因の一部であるライブドアや村上ファンド等の活動をリアルタイムで知ることができなかった事は残念だったけど、逆に日本にいなかったことで、日本国民の関心の変化自体は非常に感じ取ることができた。

だからこそ村上氏を始めとした方々の、そういった意味での日本に対する貢献は大きいように思う。

今回の逮捕で、「インサイダー取引」というものがどういったものなのか、改めて理解できた人も多いんじゃないだろうか??

反面教師という言葉は的確ではないと思うが、このラスト2年は、彼らや情報を通して国民がとても勉強できた2年だったんじゃないだろうか??

結果として逮捕という残念な形にはなったけど、こういった自身の活動を通して国民に学習をさせる人物が今後も現れて欲しいと心から願う・・・もちろん、法令・ルールの遵守がベースで。