↓TZ7のHD撮影+MMCによる『街歩き』テスト結果↓




公式サイトによると、

・Ideal camera weight 0.3kg. to 0.8kg.

と、まともに機能するには300g以上の重さが必要となるため、
普通のコンパクトデジカメを載せたら、バランスおもりがない状態でも
ボトムヘビーになって、上手く撮影できません。
#TZ7も例外ではなく、バッテリー込で230g弱の重量です。
#ボトムヘビーの場合は横揺れテストでなかなか収まらず、静止に数往復要します。

125g以上あれば、↓内にある
http://www.cameragrip.co.uk/acatalog/Stabibilizers___Steadycams.html#a263

『WCA MINI MOTION-CAM WEIGHT CORRECTION ADAPTOR』

を注文すれば大丈夫そうですが、あいにく売り切れのようで、
当面は自力でなんとか対策を施す必要があり…

↓こんなことをやってみました。

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1.全体図
Trip....Life work !!-HAGUE1

【ポイント】
・counterbalance weights(銀色で円形の錘)を上に乗っけて、6mm径ネジで仮固定(?)してます。
 手前の部分になぜかネジ跡が残っていたので活用。
 (部屋の中を漁って出てきたネジなので、もう少し短いのを調達する必要が…)
 メモの通り、下にcounterbalance weightsはありません。

・ジンバルとカメラが一直線になるようにセットしてます。
 この配置がベストかどうかわかりませんが…理由は後ほど。

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2.拡大図
Trip....Life work !!-HAGUE2

【ポイント】
・一直線になるように配置したのは、前後を調整する手間を省くためでした。
 カメラの場所を先に決め、あとは錘(おもり)で調整するという方法をとりました。

・↑の通りにカメラを配置した場合、写真にメモしたとおり130g程度の加重で前後がバランスしました。
 横揺れテストでも、概ね3/4往復で静止します。

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結局、カメラ+加重合計360g程度で上手くバランスするようです。
公式サイトが言わんとするところは300g→counterbalance weightsゼロと思っているのですが、
この場合60g程度オーバーしています。
でも、下にcounterbalance weightsをつけるとボトムヘビーっぽい動きをしてしまうんですよね…

で、最初の撮影結果に戻るわけですが、今の自分ではアレが限界…
上も下も加重して全体の重量をupしたら良くなるのか、
撮影技術を磨くことによって良くなるのか、
イタリア旅行までまだまだ悩み続けそうです。
ただ、旅行時の荷物は極力軽くしたいので、加重したところで劇的な差が出ない限り、
今回のまま撮影する予定です。

果たして、『チンクエ・テッレの街歩き』を上手く撮影できるのでしょうか!?