たにまるが、ＦＰ資格を取得したのが、2001年8月。
5年間様々な相談経験を経て、年会費制のＦＰ相談を開始したのは、2006年4月。
年会費制に移行するまでの5年間で1,000人以上の方の相談を経験させていただいたり、今でもセミナー等での質疑応答で一番気になることは、
「この保険どうですか？」
「資産運用した方がいいですか？」
「掛け捨て保険進められてるんですがその方がいいんですか？」
「投資信託はコストがかかるから、株を買ったほうがいいって聞いたんですけど」
「アクティブファンドはコストがかかるから、インデックスやＥＴＦがいいって聞いたんですけどそうなんですか？」
気がつきましたか？
すべて「自分が必要な事」ではなく、「誰かが言っていた（情報）事」です。
家電製品で例えると、
「冷蔵庫」という家電の存在を知る
「冷蔵庫」がどんな機能を果たすのか見たり、聞いたりする
自分の家にあったら便利かどうか考える
必要であれば買う
という事を、無意識に考えます。
何故か金融商品については、購入の過程が全く違います。
●知り合いに勧められたから保険に加入した
●みんなが入っているから保険に加入した
●こちらが得だと言われて加入した
情報がありすぎてよくわからないという相談も。。。
ＦＰの資格を取り、相談業務をし始めの頃は、顧客にお得な情報を与えるのが、ＦＰの仕事だと思っていました。
相談数が増えていくとともに、実際は、情報過多でお客様が溺れそうになっていることが判明。
軸がないのに情報を与えても、うまく機能しないのではないかとモヤモヤしていました。
新聞・雑誌やマスコミ、会社の同僚や友達、隣の人まで情報を与える方はモチロン全く悪気がなく、むしろ良かれと思って伝えています
情報は、プロから伝えられる事もありますが、プロじゃない方からの情報が実は圧倒的に多いのです
たにまるが、年会費制の家計コンサルタントに力を入れようと思ったのは、自分の家庭に必要なもの、事を知ってもらってから、情報を与える人におつなぎすることができれば情報が適切に働くと考えたからです。
情報は、素人の方が聞くと「赤ではなく青が正しい」と言っているように聞こえるのです。
たにまるの家計相談は、赤と青のどっちが正しいかをアドバイスするのではなく、顧客に合わせた「紫」を一緒に作っています。
それが、「赤が多い」「青が多い」など、その方に合った「紫」になります。
何年もかけて知識が増えれば、自分に合った紫が「赤紫」⇒「青紫」になる可能性もあります。
自分に合った紫が決まると、それに合った情報だけを取ればいい。
時間には限りがあります。
勉強も大事ですが、ご自身やご家族と過ごす時間が一番大事です。
その時間を短縮できるよう、たにまるがお手伝いできればとそんな嬉しいことはありません。
「赤」
か「青」
か。。。正しいものを探すのはやめて、自分に合った「紫」
を作ってみませんか？羽田空港で見た夕陽と富士山
日本海側では山から日が昇り海に沈むので、一瞬朝日だと勘違いしました。
生活の中でも、習慣による勘違い起こってるかもしれません。
