仏教では、諸行無常といわれます。
すべてのものは、常が無い、続かない、ということです。
そんなこと知っているよ、とは思いつつも、
「これだけは」と思うものを持っているのが私達です。
俳人、小林一茶は、愛娘さとを亡くした時
「露の世は 露の世ながら さりながら」
と詠っています。
露の世、露の命なのだから、幼い娘が死ぬこともある。
諸行無常は世の習いとは、重々承知していた一茶でしたが、
とても耐えられなかったのでしょう。
