あれだけお金があるのに、どうして。 そんなニュースは、跡を絶ちません。 ゾウはゾウのフンをし、ノミはノミのフンをする、と言われます。 ノミのフンはあんなに小さいのに、 どうして、ゾウはあんなに大きいフンをするのだろうと 言っても無駄です。 この場合、体の大きさは持っている財の多少、フンは財欲を表します。 満たされなければ渇き、満たせば 倍の度をまして渇くのが、欲の実態と言われます。 財欲が大したことがないと思うのは、 持ったことがないからなのでしょう。 石川五右衛門が生涯に一度だけ怖かったのは、 ある主人の家に強盗に入った時。 「命はやるが、金はやらん」と啖呵を切られた。 「この世で一番苦しいのは、借金の苦しみだ」と言った人が、 今日、日本の高額紙幣に印刷されているようです。 我々は、金のために命を落とすと、 財欲の恐ろしさを説かれたのがお釈迦様でした。
