雇用と景気

毎日、雇用の問題がニュースとなっている。
専ら、非正規雇用の社員切りについて。
自分も非正規なので、人ごとではない。
来年は、もっとその数が増える、と言われている。

働きたくても仕事がない、収入がない、生活が安定せず精神的にも不安定に追い込まれやすい状況が続けば治安だって悪くなることは間違いない。
気持が明るくなることを考えたいけれど、社会に目を向けると弱い立場側に意識が向く。
いろんな意味で周りに配慮して自己抑制することが続くと、気力は萎えてきてしまう。
でも、競争優位、弱肉強食みたいな殺伐とした雰囲気では、モチベーションは保ちにくい。
私はそんな感じなのだが、要するにポジション獲得競争に不向きなんだろうか。。。
派遣という立場で仕事を続けていると、いろんな意味で自分の意思や立場は曖昧になりやすいと思う。
そんな非正規労働者に対して、レベルが低いとかボトムアップからこぼれおちた立場と言い切る「勝ち組」の方々とは、話が通じるとも思えない。（そんな人は稀ですが）
と思ったら、経済低迷による頭切り。
世知辛いです。

とにかく、非正規の立場で不安もあるけれど、自分がやるべき仕事に集中して、できることをするしかない。
それが、現状の非正規労働者の立場だ。
でも、守りに入っているだけでは、改善されないことも確か。
自分が思うことは、まず、口にしてみることが大事かも。

どうしたら雇用を保ち、経済を安定させ、日常を安心して過ごせる社会になるんだろう。
政局を担う立場ではないし、上からものを言うこともできないけれど、日々考えることも感じることも表現する場を見つけていくことは、精神的によい気がする。
というか、ないと、、、やってらんない。