ハリウッド映画は不況知らず。

というネットニュースをチェックしました。
ほんと？

ハリウッド映画といえばすっかりマンネリ化の極みと化し、リメイクやら海外ものアメリカ版やらシリーズ化やらで、たまーに気分転換に見てみても新しさや興味深さを感じることができないものと化していると思ってました。

あまりにも景気悪すぎて、現実逃避するには勢いあるストーリーやテンション高いつくりかもしれませんが。


知名度の高い俳優さんを出すことで、映画の質など関係なく利益は見込めるようです。
ハリウッドのこれからの市場は、新興国や後進国(どういう違いがあるのだろう）のようなので、今後も知名度のある俳優さん、監督さんにとっては、しばらくは不況知らずなのだろうと思います。
でも、私的には、一俳優の映画一本のギャラが10億とも20億とも言われる状況にはちょっと不満。
ハリウッドの映画の内容や、それに伴う後々の影響力を考えると、さらに不満。
こうやって、映画に限らず、アメリカの勢力に他の国々は自分たちの文化や生活観を変えてゆくのかな。

と、いいつつ、私も20代前半までは、ハリウッド映画をよく見ていましたが。


いろんな意味で経済中心と化し、宣伝効果やら心理操作やら人を動かすことに関しては長けているビジネス戦略も、計算高くて人為的作為が強くなると、人は嫌悪を感じやすくなるというもの。
良心的な作品で心が潤うことが久しくなくなったと思うのは、自然回帰したいという自己欲求の表れでしょうか。
なんか、ほんとに、不自然なまでに人の行為に縛られることが多くなった気がする。

映画自体は好きですが、世の中不況だからか、娯楽性の強いものに関しては関心薄し。
それよりも衣食住という日常生活の基盤が長期的に安定し、世界のバランスをとることでより多くの人の幸せになることを願います。