やる気ナッシング

今日も、ふつうに目が覚めた。
何も考えずにすぐ起きて、ちゃんと満員電車に揺られて会社に行くこともできたんだけど、
なぜか、目が覚めてそのままのんびりぼや～んとベットでゴロゴロしていたら、気分がわくわくしてきたので、会社は置いといてしばらく気持ちのよさのままに身を任せ、今に至りました。(今、ちょうど、会社が始まった時間！）
午前休。

いつもなら、ダメじゃんって思うところなんだけど、最近、あんまり人が好きじゃなくなっていて、仕事はともかく気分は落ちる一方だったので、休養ほしかったのかもしれません。

人為的なことがあまりにも溢れすぎていて、以前は嬉しかった事も嬉しくなくなっていたり、人の歴史に未来を感じなくなっていたり、いっそのこと人類はそれほど先でない将来、終わってもいいかも～なんてところまで考えてしまったり、あまり精神衛生上よろしくないかもしれないですね。
と思ったら、昨日はテレビで「人類が消滅したら地球はどうなるのか」なんてシミュレーションを科学研究者たちの予想を下にやっておりました。
なんと、200年後くらいには人類がいなかった頃の自然の恵みに溢れた地球に戻るんだそうな。
産業革命以降の200年くらいの歴史の中で、何億万年もの生命の先祖たちが残した資源を使い尽くそうとしている人類の行為を全てひっくり返すかのようなシミュレーションは、笑えます。

金融問題やら政治問題やら社会の営みを根本的に紐解くと、人ってかなり傲慢だということがわかるし、
他人事にしたくともできない社会の諸問題を考えるにつれ、人類を過大評価する気持になれなくなっているのは、ある意味普通の感覚かもとも思います。

先日、13歳の女の子が、臓器移植をしないと余命いくばくもない事態で、医者は何が何でも移植しようと説得するも、少女は果敢に断り、残された時間を家族と普通に過ごす自由を選んだという英国のニュースは、これから先の未来を象徴しているって思いました。

先進国やそこに生きる人って、自分たちが一番正しいと思い込みすぎてると思う。
人にはいろんなペースがあり、価値観もあり、領域に踏み込んでいい部分とそうでない部分があるのに、いつの時代も一方的すぎてることって、ある。
それは、自分が常に主導権を握っているとなかなかわからないことだと思うけど。


・・・こんなこと考えていたら、そりゃ、たのしくもないし、気分が上がることもないか。


そんな中、すこーしベットでゴロゴロしていただけで、気持が軽くなり、わくわくする感覚が戻ってきたんです。
これは大事！って思って、会社に行くことより、自分の感情を優先しました。
それができなくなったら、・・・生きる意味がわかんなくなるかも。