28日に、世界遺産委員会にて、日本の暫定リストにある「石見銀山遺跡とその文化的景観」 が、世界遺産に登録されました。

当初、「普遍的な価値の証明が不十分」として、登録延期の勧告を受けており、遺産化にはまだ少し時間がかかると思われていたところに逆転勝利の朗報。
16~17世紀の採掘期に、「銀採掘跡地に計画的な植林がなされていた」というのが、高い評価を得ることとなったらしい。

経済効果だけを狙うのではなく、地域の理解を得ながら保存・整備を行わなければならない、という教訓を得た、政府の方々。
よかったですね!日本が世界に見本を示すことができて!
そして、世界遺産の目的が、ようやく理解されたことが素晴らしい!!!

反対に、オマーンでは「アラビア・オリックスの保護区」は世界遺産から抹消されました。
世界遺産という制度の下、35年間のうち、抹消されるのは始めての出来事。
アラビア・オリックスの頭数(つがいは4組ほどまで減)が減少し続けていることと、保護区の面積を90%削減したのが理由。

世界遺産を通じて、世界の価値観が今まさに地球全体に向けられているようです。
お互いを認め合う文化や自然環境への畏敬の念とともに、歴史の中で様々な交流により築かれてきた事実を認識しあい、世界がひとつに繋がる日も、そんなに遠くはないのかもしれません。