「ガラパゴス化」について
本日は日本の製造業が直面している「ガラパゴス化」について説明していきます。
私が「就職・転職」「起業」「金融」の3分野のセミナーでも共通して取り上げている重要なポイントです。
ガラパゴスと聞くと「ガラパゴスケータイ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
まさにその通り、ケータイにおいても「ガラパゴス化」が関係しています。
今、ケータイの日本での販売台数のトップはiphone(アップル)で2位がギャラクシー(サムスン)という状態で、日本企業は海外にシェアを取られてしまいました。
ガラパゴス化とは独自の進化を遂げて、世の中の流れから外れていったことによっておきる問題で、ガラパゴス諸島から言葉がきてます。
日本のケータイはテレビを視れたり、Excelができたり、お財布機能をつけたりすることに目が行き開発が進んでましたが、現在のiphoneのようにオシャレで使い勝手の良いケータイにはなれませんでした。
この原因としては主に2つあります。
① 日本の人件費と土地が高すぎる。
日本の土地は世界一高い。コストが高くなれば製品代も高くなり売れないので、良いモノを作れない。
② 経営陣が高齢過ぎる。スマホやiphoneに搭載されている技術は全て日本のものなのですが、日本企業は経営陣が高齢でLINEやFB、ケータイそのものを使えない方が多い上に製品の方針を決めたがるのが致命的と言われてます。
このような問題から日本の大手家電メーカーはリストラを敢行せざるを得なくなったということです。
グループ会社・関係会社も含めて、約数十万人以上の方々が職を失い、再就職しても年収は前職よりマイナスです。
また中国での家電の生産をしていた三菱も中国にてリストラを敢行となりました。
中国人の人件費が高くなってきたため、中国でモノを作ることもNGになってきたためです。
ほんの10年前に中国に20万円を持っていけば、1年間は遊んで暮らせる(日本で年収500万相当のくらし)くらい中国の通貨は安かったのですが、現在は70万円ももっていかなくては同じレベルの生活ができません。
10年で3倍以上の通貨の価値が上昇。
10年前に1000万を中国の通貨に換金していた人は、今は3000万以上の価値になって喜んでるということですね。
あと15年もすれば中国人が「お金ないし、通貨の安い日本に遊び行こう」なんて言葉も出てくるとノーベル経済学賞の学者も提唱してますので、リアルです。
通貨価値の話を挟みましたが
今後、日本企業を含め製造業は間違いなくアフリカへ向かっていきます。
通貨が安く、人口が多いので!!
中国→ベトナム・タイ→アフリカという流れでしょうか。
長期滞在、出張と様々な形式ですが、既に赴任手当を削減したり、給与の一部を現地の通貨での支給にしたりと従業員の給与カットが目に見えない形で行われるようになります。
多くの方が親世代から教えを受けた給与や収入が減らずに伸び続けていく会社というのは「ライフスタイルを確信し続けている会社」でその逆は「淘汰される会社」です。
先日も相談を受けました。
夫がマイクロソフトの社員で夫婦で年収1500万円で、「将来が不安です」と。
その通りですね。リストラされるかもしれないので。
世の中や将来を点で見ずに、5年後・10年後で見ようすると様々な発見があります。
サラリーマンであれば、ゾーンの違う投資家・オーナー・自営業の方々とも積極的に有ってみてはどうでしょうか。
楽しい出会いがあるかもしれません。
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