昨日の日経新聞によると、女性登用の数値目標見送り 厚労省、経営者側に配慮 だそうですが、当たり前ですよねぇ・・・。

これまで何度も書いているように、女性活用にある程度の数値目標は有効ですが、形式だけ欧米の猿真似をしても効果が無い上、数合わせで能力の伴わない女性を昇進させるのは、企業にとっても社員にとっても弊害にしかなりません。さすがに数合わせで女性を増やせという安易な考えは、政策とは名ばかりの過干渉なので経済界から非現実的だと拒否されました。

最近の研究では、女性が多く働く企業は財務成績が良く、多様性が企業業績に貢献するという分析が広く知られるようになっています。女性が真に活躍するためにはどうしたらいいか、経済的役割や生産性に関して、企業に負担を押し付ける前にちゃんと考えてもらいたいもんです・・・。↓の「ウーマノミクス」にそうした分析が書かれているそうので、アマゾンで注文しようとしたら在庫切れで、Kindle版もまだ出ていないんですねぇ・・・。そのうち読みたいのですが・・・。

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先週、最終回を迎えたNHK連続テレビ小説「花子とアン」で、仲間由紀恵扮する白蓮こと宮本蓮子が、戦死した息子の死を悼み、ラジオで「息子を戦争で失いたいと思う母親がいるはずがありません。だから世の中には女性の声が必要なのです」と訴えるシーンがありました。白蓮のモデルとなった柳原白蓮はこれにより「悲母の会」を結成し平和運動家になったそうです。

イスラム教を批判するつもりは毛頭ありませんが、中東で猛威を振っているイスラーム国の行動が過激で凄惨なのは、女性が意思決定に参加するという発想さえないことも一因ではないかと・・・。報道を見る限り外国人を殺害したり、ネットで殺害を呼びかけたりと、武力行使だけで勢力を広げようというのは意思決定が男性ばかりだからなのかもしれません・・・。


世の中にはいろいろな属性の人がいて、その多様な人たちがお互いに尊重され、調和してこそより良い社会につながるのですから、一定の属性に偏った組織や国家には限界があります。
ですから当社は多様なグローバル人材を積極的に活用して参ります(またしても宣伝みたいなオチですみません・・・)。

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女性の活躍促進が叫ばれる中、管理職に占める女性の割合に数値目標を設けようとする動きがあります。これまで男性が中心となって形成して来た会社社会では、ある程度の数値目標は有効だと思いますが、数を増やせばいいわけではなく、形だけ欧米の猿真似をしても効果はありません。

必要に応じて、適任者がいれば「なるべく」女性を登用しよういう方針は重要ですが、数合わせで女性だからと昇進させ、必要とされる能力が備わっていない場合、部下が振り回されることになり、男性も女性も士気の低下につながるでしょう。

 
日本企業の管理職には、私だってなりたくない、と思います。私は日本のいわゆる大企業で働いた経験がないので想像ですが、日本企業で『管理職』になると、自分の本来のミッションに加え、部下のミッション達成のために、指揮・監督・教育にも責任を持たなければならないでしょう。日本企業でも外資でも、チームでミッションを共有して働くにしても、いわゆるチームリーダー的な管理職は、部下の勤怠管理や進捗状況など、「あらゆる面倒を見る」という付加的なミッションが加わるようです。

日本的管理職は「部下が何人」という人数で職位の高低が表現される面があり、管理職は「偉くなること=部下をたくさん持つこと」という印象を受けます。でも、会社で重要な意思決定に参加する役職は、部下がたくさんいる人ばかりである必要があるでしょうか・・・。

その昔、私がある外資系企業で課長だった時(日本語のタイトルでは課長ですが、外資ではマネージャーか、ヴァイス・プレジデント・副社長と訳されるけど、職位は課長レベル)、同じ部署には課長が何人もいて、それぞれ個人プレーヤーで、誰も部下など持っていませんでした。

だから、例えば何か特殊な専門技能を持っていたり、得意分野をもっているスペシャリスト的な職務の人にはその専門分野に特化したプロフェッショナルとして働いてもらい、重要な意思決定にも参加できるようになればいいかと・・・。部下を持たされ、それぞれの働きぶりや家庭の事情を把握して働きやすさに気を配り、チームの成績を上げるスタイルの管理職にはなりたい人がなればいいのですが、私だったら、スペシャリストとして自分の仕事に注力したいから、管理する部下が欲しいとは思いません。

私は社長さんの端くれなので、部下を管理することが好きかと誤解されるかもしれませんが、うちの社員は皆、独立自尊のプロフェッショナルなので、管理する必要があまりなく、それが私のスタイルに合っているんです。職種にもよるでしょうが、ミッション達成のために大人数で取り掛かる必要がある仕事以外では、管理する部下の数に関係なく、専門分野に専念できるプロフェッショナルな役職の設置が望まれ、増えて行くのではないでしょうか。

当社は私が外資育ちで放任主義なので、一匹オオカミの個人プレーをしたい人も歓迎しますし、部下を持って監督責任を持つ管理職的役割に就きたい人も、それぞれの希望に沿ったキャリア形成のお手伝いをしたいと考えています(またしても宣伝みたいなオチですみません・・・)。
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NHK連続テレビ小説「花子とアン」、8時ちょうどに始まるので、8時15分の終了と共に出勤という、私の生活リズムのタイムキーパーになっています。毎朝、出勤中ずっと主題歌「にじいろ」のメロディが頭の中で流れ・・・。「赤毛のアン」の翻訳者である村岡花子女子の生涯を描いた物語ですが、この翻訳が戦後間もない頃だったとは知りませんでした。

今でこそ外国の物や人、ライフスタイルやそれにまつわる言い回し等々は、いろいろなメディアを通じて知ることが出来ますが、テレビもない時代にどうやって英語の翻訳をするようになったのだろうと興味がありました。戦前の生まれの人が、どうやって英語を身に着け、翻訳家になったのかと思ったら、やっぱり外国人教師がいる女学校で学ばれていたんですね。

実際に見たことがないものを翻訳するのは至難の業ですよね。私もそんお昔、「赤毛のアン」を(確か中学時代、もちろん日本語で)読んで「白く焼けたクッキー」なんて表現が出て来ると、「クッキーが白く焼けるってどんなの?変な表現だなぁ」と思ったもんです・・・。お恥ずかしながら、クッキーって、茶色かベージュなのに、どうして白なんだろう、なんて・・・ 

だから、村岡花子さんが女学校時代に実際にカナダ人の先生たちと交流があり、その生活を垣間見たことが英語への興味を深め、翻訳家になるまでの素地となったのでしょう。異国の人と触れ、外国の文化や生活を想像するのは楽しいものです。少しでも見たり聞いたりしたことがあると、英語で書かれた文章を読んだ時に理解しやすいし、知らないことでも想像がつきやすいのではないでしょうか。

先週のシーンでは、スコット先生がカナダ帰国の前に花子さんを訪れ、「When the peace comes again, please share this book with girls in Japan」
と言って、「赤毛のアン」を手渡ました。こうして花子さんはほとんどの日本の女の子たちに読まれる「赤毛のアン」を翻訳することになったんですね・・・。対戦直前に英語圏の人たちと交流する機会を得、自国の物語を託されたと知ると感慨深いものがあります・・・。

その頃よりずっと、グローバル化が進む中、仕事でも海外とのやり取りは増える一方だし、異国の地から来た人と働くのは珍しくなくなりつつあります。だから多少なりとも職場でも外国人に接するのは将来への貴重な職務経験になるでしょう。ですから当社は、お客様その他で一緒に働く方々にとってもいい経験になることを願って、グローバル人材を積極的に投入したいと考えています(またしても宣伝みたいなオチですみません・・・)。

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