とある飲み屋でのひとコマ。

友人1「いや〜おもしろかったやん。インドのくだり!」

わたし「そう?覚えてないな〜」

友人2「そんなに有名な本?」

友人3「香港・マカオ編は読んだよ」

友人1「スペインがいいわ⤴️フラメンコダンサーの卵、観に行くところ好き💕」

わたし「香港の印象が強過ぎて」

友人2「なんか読んでみたくなったわ〜」

わたし「ごめん!やっぱり読み直したいから、本渡すの読み終わってからでいい?」

友人1「構へんよ。大沢たかおのドラマしか見たことないねん」


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 朧げな記憶を頼りに書きおこしたため、関西弁が怪しい点はご容赦くださいませ。

 香港と日本のアートを楽しむべく、日々を過ごしているKellyです。

 友人と本の話題で盛り上がりました。上記ヒントでわかった方は読んだことがあるかもしれませんね。


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 沢木耕太郎
 『深夜特急』新潮文庫
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 ここで友人1はドラマ、わたしと友人2と3は小説の話をしています。わたしはドラマを見たことがなく、友人1は本を読んでいないので、どうも話が噛み合いません。

 断捨離の勢いで友人1に文庫本6巻セットを譲ると言ってしまったものの「まだ全部読んでないんじゃないか疑惑」が生じたため先延ばしに。わたしが読み終わってから譲ることにしました。

 細かく書くと小説とドラマ両方のネタバレになるため省略しますが、こんな感じです。(完全なる主観)

! 立ち寄る街や旅行ルートが変わる

! 小説の出来事を活かす場面が変わる

! 登場人物もアレンジ

 そもそも沢木氏が小説を書き起こした時点で、実際に経験した旅に何らかの変更が加えられているはず。

 ヨーロッパ編では、お墓の近くからバスに乗ってきた、妙に悟りを開いている人が登場しますが、ここは沢木氏の創作なのでは?と勘ぐってしまいました。創作でなくても、あるエピソードにちょっとしたスパイスを盛っている気が。

 要は映像化にあたって別の脚本ができた訳です。ひと粒で2度美味しい、ではありませんが、それぞれ別のものとして楽しめますし、小説からドラマにどう変えているのか、という視点からも楽しめます。

 今、ちょうどドラマを観ている途中で、テレビ的演出とでも言うのでしょうか、最近「編集」が気になるわたしにはこれも一種の「編集」なのだと実感できました。

 今も友人1の心に残るスペインのエピソード、実は小説と異なっていました。どう違うかはぜひご自身でお読み/ご覧くださいませ。自宅にいながら冒険旅行気分が味わえますよ。