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香港と日本のアートを楽しむべく、日々を過ごしているKellyです。

本日のご褒美
【山崎さおり急須】
【古賀智子 帯ライン柄 そば猪口】
    Orthodox Tea ルワンダ産紅茶 
    Les Mille Collines
【鍋島風小皿】ミニ月餅×2 蓮香樓

まずは、ご褒美の中身からです。
香港で秋以外の季節に月餅を販売しているお店は珍しく、通りがかるとつい立ち寄ってしまうのが、蓮香樓です。

通常の月餅はなかなかの大きさになりますが、こちらのミニ月餅は直径4.5センチ、こし餡と蓮子餡の2種類があり、値段はHK$6(2017年6月現在)と手頃です。

夕方に立ち寄ると売り切れのこともありますのでご注意を。その場合もカウンターにはフワフワパンや中華クッキーがありますが、カロリーが高めなので自重しています。(月餅もカロリーは高いという話あり)

紅茶は、アフリカのルワンダ産です。海外青年協力隊で現地に滞在していた友人が立ち上げたビジネスの商材の1つです。

最初はお付き合いのつもりで購入したのですが、素朴な味わいが気に入り、継続購入しています。初めの抽出時間を推奨より短めの4分にして、三煎くらいのんびり楽しみます。こちらに慣れてしまうと、アールグレイの様に香り付けをした紅茶はとても強く感じます。

続いて器ですが、今日は図らずも女性作家の作品が多くなりました

急須は、笠間焼の山崎さおりさんです。
香港のWAKA ARTISANS @ PMQで求めました。小さくて丸っこい感じに、貫入のひなびた景色。ほんのり水色の蓋に、完全に一目惚れしました。

ちょうど紅茶用の急須の口が欠け、家で使う分には全く問題はないのですが、お客さまがいらした際にお見せするには少々心苦しいと思っていました。

金継ぎも考えましたが、かなりの順番待ちの上に、乾燥など修理工程に更なる時間が必要のとことでした。

その間、急須が使えないのは不便すぎると思っていたところに、山崎さんの急須が登場です。ちょうどいい大義名分ができたと、財布の紐が緩み……。

そば猪口は、古賀智子さんです。
地下鉄のフリーペーパーに写真が載っていて、これにも一目惚れでした。

古賀さんは可愛い系のお皿も多いのですが、この帯ライン柄では赤と少しの金彩がアクセントになっています。伝統的なそば猪口は染付の青を使ったものが多いため、とりわけ目を惹きました。

小皿は、鍋島風のものです。美術館で観る鍋島焼は時代を感じさせないシンプルな線のデザインに惹かれますが、当時のものはなかなか手に入りません。

似たデザインのものを、京都東山のうつわ阿閑堂で見つけました。作り手など詳しい来歴は不明です。この手のお店は何時間でも居座り続けてしまいますので、軽めの手荷物に動きやすい服装でお邪魔します。

こうやってみてきますと、あえて女性作家を選んでいるつもりはないのですが、目に入ったものが女性作家の作品と分かると、余計に応援したくなる心理でしょうか。去年買った茶壺も中国の女性作家のものでした。

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そういえば、菊池寛実記念智美術館での
篠田桃紅展はとても素敵なものでした。

香港ではAffordable Art Fairで展示があり、リトグラフでもカラーの部分はご本人が手を加えていると伺いました。Fairでの展示自体は、額装もされておらず非常に残念に思いましたが…。

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ミニ月餅の中身が見える様、半分に切ってみました。写真ではわかりにくいですが、上がこし餡で、下が蓮子餡です。明日のおやつには残せませんでした。あっさり2つとも完食です。

ごちそうさまでした。

本日の連絡先