こんにちは。
小さなアロマ教室
Aroma Craft Lab. dropです。
季節は小雪。
本当に、今にも雪が降りだすような寒さになってきました。
今週末にはもう師走を迎えますものね。
まだまだそんな気分が全くしていなくて、
はっ!と気づいた時には、
焦る、忙しく走る、そんな2018年の終わりを迎えそうな気配です
先日、念願の薬用植物園に行ってきました。
友人の紹介で、夏から行きたい~と思いつつも、
なかなか予定が合わずに、
植物の旬がほとんど終わってしまった初冬になってしまいました
激しく後悔…。わたしの夏よ、いずこ…。
けれど、植物園には温室があるので、
1年中、沖縄や東南アジアなどの暖かい地方の植物が見られるのと、
向かう途中の森でも、秋の終わりを存分に楽しむことができて
とても充実した1日になりました。
森を通って、トレッキングさながら向かったので、
その日の万歩計は久しぶりに1万歩を超えてました
まさに小春日和のお天気で、着いた頃には汗だくです
紅葉ももう終わり…。
つい先日まではライトアップもしていたそうです。
アロマテラピーを学ぶ前は、
と言うよりも、
アロマアナリーゼと出会う前は、
と言った方がいいかも知れませんが、
恥ずかしながら“植物”にそれほど興味があるとは言えませんでした。
“植物”そのものよりも、瓶に詰められた“精油”の香りから先に入ってしまったので、
その瓶に詰められた 液体=精油 が採取された元々の“植物”がどんな姿形なのか、
最初は全く知りませんでした。
花は好きだけど、いつも切り花中心。
鉢や土で育てることはあまりせず、
自然の中で生きている植物に関して無頓着だったのです。
ところが、アロマアナリーゼセッションを行うには、
精油がわたし達人間に伝えてくれるメッセージを構築する必要があります。
ひとつひとつの精油を、それが採れる植物の産地や土地柄、
植物の姿形、自生する際の特徴、学名の由来、それにまつわる神話などなど、
さまざまな角度から分析して、まるで人格を持った一人のように、丁寧に深く知る必要があるのです。
そのことで、精油はもちろんのこと、
植物として生きていた頃のその健気さを知ったり、
力強さを知ったりするうちに、植物まるごとをとても愛おしくなってしまうのです。
そして、精油だけでなくその植物をどんどん好きになる。
精油の元のすがたを見たくなる。
そんな風にして、少しずつですが植物に歩み寄っている今日この頃です。
温室のお花はとっても色鮮やか。
ハエトリグサにかまれるのも妙に楽しい
薬用植物園は、漢方薬の元となる植物を主に栽培していますが、
今回の訪問でも、精油が採れる植物も、ほんの少しだけ見ることができました。
カモミールジャーマン、月桃、ローレル、オレンジ、ブラックペッパー、などなど。
はー でも、やっぱり冬に訪れるのは間違っていました
係の方にも、花盛りの時期にもう一度いらっしゃい!とおっしゃっていただき、
来年の春と夏に再来のお約束させていただくことに。。。
沢山の自然と触れることができて、植物を育てる方達の愛情を知り、
自然の恵みに感謝する1日となりました。
心のお洗濯に、ぜひおすすめします
植物園をご案内くださった皆さま、本当にありがとうございました。
山椒とルバーブのお土産までいただき、
ハーブとスパイスの料理がまたまた楽しみになる冬です