こんにちは。
小さなアロマ教室
Aroma Craft Lab. drop です。
夏ごろから、新しいアロマの学びのため、
精油やアロマテラピーに関する書籍を
これまでにないくらいたくさん読んでいます
もちろん、精油に関するストーリー、
アロマテラピーの新たな発見もとっても面白いのですが、
一日の終わりのほんの少しの自分時間には、
やっぱり、ほっ
と息抜きできる、やさしい本が読みたくなります
そうです。お久しぶりの本のお話です。
読み終わった後に、なんというか、心がふにゃっと緩んで、
明日もがんばろう！と思って眠りにつけた、最近読んだ本。
眠りにつけた…というか、
どさっと顔の上に本が落ちて、鼻柱が痛くて眠気も覚める日もありましたが…
原田マハさんの『独立記念日』。
短編集ですが、どの物語も主人公は女性です。
仕事に打ち込むばかりに、夫との時間が止まってしまったように感じる女性
娘の公園デビューで、些細なことからママ友との距離が生まれてしまった女性
社内の女子社員の井戸端会議に違和感を感じ、密かに掃除のおばさんとの交流を楽む女性
ダメな男に何股もかけられて振られ、関係がライバルから友達に変わってゆく女性たち
ガンを患った夫のため、好きな仕事を辞めて最期の時間を共に過ごすことを決めた女性
などなど、本当にたくさんの女性が登場人物として出てきます。
そして、彼女たちの生活はどこかでちょっとずつ重なったり、繋がっていて、
互いが物語の主人公でもあり、物語の脇役でもあるという世界。
つまづきやトラブル、寂しさや悲しみが、あちこちに落ちているのですが、
物語の最後には、どの女性も前を向いて凛として歩きだす姿が描かれています。
きっとそれが、わたしの「明日もがんばろう！」に繋がっていたのかな…と。
わかる。
こういう時あるよ。
何回も心の中でそうつぶやいたように思います。
自分の身にもいつ起こってもおかしくないような日々の出来事やつまづき。
でも、みんながんばっているんだ！という励ましが必ずついてくる。
人生は長くて、でも短くて、楽しいこともあれば、辛いこともある。
凸凹の、何となくいま凹？を感じている時、
ひとりじゃないよ！と言ってもらえるような、
そんなやさしい本ではないかな、と思いました
きっと男の人にはわからないんじゃないかな～という気がするので、
（スミマセン男性の皆さま。でもきっとそうだと思う！）
女性向けです
とわたしは断言してしまいますね
でも、女性心が知りたい男性には、ぜひ読んでいただきたいかも
明日は、雨
しかもとっても冷えるようです
わたしも雨の日はたいてい頭が重くて憂鬱な1日になりますが、
でも、そんな日こそ、読書日和
芳香浴をしながらの読書も、なかなか乙なものですよ
リラックスする成分の精油だと、本が顔に当たる確率も上がるかもしれませんが…。
あ・・・横にならないで読めばいいんですよね・・・
【旬】
キクの季節ですね。
でも、こちらはキク科だけど、ヒマワリの仲間、ヒメヒマワリ
小さいけれど、元気なビタミンカラーが眩しくて、部屋が明るくなりまーす