「穀雨」
二十四節気のひとつ。
たくさんの穀物をうるおす春の雨が降る頃のこと。
(日本の七十二候を楽しむ―旧暦のある暮らし―より)
こんにちは。
Aroma Craft Lab. drop です。
またひとつ、節気が変わってしまいました。
昨日の暴風はまさに春の嵐で、
久しぶりに恐ろしくなるような風の音が響いていましたね
そして、今日はまさに花冷え。
昨日の強風で満開だった桜は散ってしまったでしょうか
かわいそうだな~
でも、春の嵐はだいたい毎年のことで、
桜も慣れっこかもしれません。
わたしもこの時期、毎年ですが、アレルギーのせいで咳が出ます。
薬を飲んでいてもこればかりは仕方ありません。
恒例行事と思って乗り切ります
今日は、お友だちに贈る「練り香」を作ってみました。
久しぶりにオイルウォーマー登場。
ティーライトキャンドルの灯りにほっと一息
ミツロウとホホバ油、そして精油を2滴。
全量の少ない小さなかわいらしい容器に入れるので、
精油は2滴まで。
2滴なんてなかなか選べないと
ふだんなら迷うところ、今日はその2滴は決まっていました。
ひとつは、メリッサ(レモンバーム)。
ギリシャ語でミツバチという意味のメリッサ。
ミツバチを引き寄せる働きを持っているとか。
レモンのような爽やかさと甘さを持ち、
無理が続いた心や身体を休めて・・・と教えてくれる香り。
先月、とある友人からメールをもらった時、
あまりの仕事の忙しさに、心が悲鳴を上げているようでした。
すぐには会えない状況だったので、わたしはアロマカードのチカラを借りました。
本人に実際に香りを嗅いでもらうのがベストかと思うけれど、
すぐには会えない・・・そんな時は、
カードでその時に必要な精油を教えてもらいます。
その時に出たカード、メリッサ。
そしてもうひとつは、ネロリ。
ビターオレンジの花から採れる精油。
17世紀、名前の由来となるネロラ公妃がその香りを愛し、
革手袋の香りづけなどに使っていたことで有名です。
究極の自然の安定剤とも呼ばれているそう。
深く心に届いて寄り添い、心をなぐさめる香りです。
実はわたしは、ネロリ好き
いつも心が不安定だとかそういう訳では決してないですが
ネロリには優美さを感じて、心がとても落ち着くから
今朝、その友人からのメールが届き、
やはり変わらず多忙は続いていて、疲れが溜まっている印象でした。
その時に、ネロリに決めました。
だから、2滴でも迷いなし!です。
いっつも決められないわたしにしては、相当珍しい
迷いがないってスバラシイですね!
これで、友人にエナジーチャージして欲しいと思います
アロマクラフトは、もちろん自分自身のデイリーケアのため、
ちょっと贅沢な精油を使って、がんばった自分にご褒美のため、
などなど、作って楽しむ理由はいろいろあるけれど、
「誰かのことを思って、こころを込めて作る」のも、
達成感があって素敵な時間を過ごすことができる
とつくづく思います。
そんな楽しみ方を伝えられるインストラクターでありたいです。
さてさて、最近我が家にやって来たこの子。
例の如く、お花屋さんで名前を聞くのをすっかり忘れてしまいました
かわいいので、ま、いっか・・・ですね