生きてるうちに
かなり久々のブログ更新になります。
今日は自分にとって特別な日なので、その想いをここに綴ろうと思います。
何が特別かと言いますと
新曲、
TAK-Z / 生きてるうちに feat.SHINGO★西成 & 般若
配信日なんです!!
みんな聞いてくれましたか?
MVは見てくれたかな?
この曲については
説明不要。多くは語らず、、、
と思っていたのですが、こっそりひっそりと、ここに今回の楽曲が完成に至るまでの経緯やこの曲に込めたメッセージなど語れたらなと思いました。
まずはじめに、
トラックを作ってくれて今作のサウンドプロデューサーでもあるコモリタカシ氏 (タカティー) に “こういう曲が書きたい” と依頼した所からはじまりました。
送られてきたトラックを聞いて、直感で頭にシンゴさんと般若さんの顔が浮かびました。
テーマは元々あったんですが、タイトルも同時に降りてきて、
「生きてるうちに」
これでいこう。
スタジオ帰りでしたが帰宅してそのまま机に向かいました。
まずサビが出来て、
大阪ライブのタイミングでシンゴさんに連絡をし、二人でお茶をしました。
これまで「Lifetime memory Remix」「最後のグッバイ」「絶句ニッポン」と3曲コラボさせてもらってるシンゴさん。
いつもお茶しながら色んな話をします。
自分は昔からこの人に絶対的な信頼をおいていますが、多くを語らずともいつも分かってくれてる、理解してくれてる気がして、、
安心してなんでも話せる、数少ない大切な大切な存在。
「よし、あとはタクジーから、般若に伝えてみ。」
そのバトンを持って、
ミュージックサーカスというフェスのライブ前、般若さんがいる楽屋を訪ねました。
想いを伝えると、
快く受け入れてくれた般若さん。
帰宅後、すぐに今出来てるとこまでのプリプロ音源とコンセプトを送りました。
このタイミングが今回のキーとなり、
沢山のガイダンスを引き寄せる序章となります。
翌日、、
般若さんからバースが届きました。
聞いた瞬間ゾクゾクと身体の震えが止まらなくなり、気付けば自然と涙が溢れていました。
心の奥底グサグサと刺さるこの感覚、リアルで重い16小節の言霊、、
そこから先はここには記しません、曲で感じてください。
このバース、自分がもらっていいのか...
正直、一日放心状態になっていました。
それ程、くらっていました...
でも、逆に良い曲に仕上げないととふつふつ気持ちが湧き上がり、そこから仕上げにかかりました。
コンビ楽曲は、相手との魂と魂のぶつかり合い。
シンゴさんのそっと包み込んでくれる、あたたかくあり生きるという答えを教えてくれているような芯の強いメッセージと、般若さんの哀しくて痛い、そして冷たく熱い、一直線な手紙。
自分が今回このテーマで曲を書きたいと思った理由は、歌いはじめた時から何ら変わっていませんでした。
何のために歌い手になったの?
たまに自分に問いますが、
歌い手 TAK-Z としてのテーマのひとつとして “生きる” というメッセージが根の部分にあり
思い返してみればそういう歌が多いです。
年を重ねていくほど、別れを経験する。
激動すぎた去年から今年にかけて、
自分にとって、お世話になった大切なひとが何人も旅立っていきました。
別れはいつも突然の事で、
信じれなくて、何度も耳を疑い、受け入れるのにもかなりの時間が必要でした。
続く