ブエノスアイレスからの風 | tsuchida's hashirigaki

ブエノスアイレスからの風

先日、友人でDJでありぺインターでもある7eからメールが届きました。さかのぼることその数日前、7eがオーガナイザーとして吉祥寺WARPで開いたイベント"MIND WARP"に足を運んだことへのお礼の言葉と、手渡した"level flight"の感想が書いてありました。その何気ないメールの最後には、今自分の中で気になってるコロンビア、アルゼンチンあたりのアーティストと題して、何人かの名前が挙げてありました。


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クンビアという音楽をご存じでしょうか、一般的に複雑なリズムで構成されるラテン音楽とは対照的に、牧歌的な歌と2ビートでゆったり揺れるリズムが特徴なのがクンビアであるらしいです。早速聴いてみると、その哀愁感じるメロディーと小気味よい生楽器のリズムに心踊らされました。何年か前に、ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブというキューバの伝説的なバンドを追った映画が流行っていたけど、あの少し陰を落とした南米・カリブの雰囲気を思いだしました。

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聴き進めて行くうちに、このクンビアの要素を電子的な音で再現したものや、クラブミュージック的にアプローチしたものなど、様々に形を変えたクンビアを耳にしました。どれもエキゾチックで独特な、いい意味で湿っぽい雰囲気があって良かったです。ひとくくりにするのもどうかとは思いますが、僕ら日本人はそういう湿っぽい感じの音に反応してしまう傾向があるようにも思います。梅雨が終われば、すぐに夏がやってきます。蒸し暑い日本の夏に、地球の裏側から吹いてくる湿った風を感じるのも気持ちいいかもなと思いました。


写真と絵は、Axel Krygier ; http://www.myspace.com/axelkrygier