なかなか回想の記事が書けていませんが、先に病気のカミングアウトについて

書いてみようと思います。


私は、病気の告知を受けたとき最初は誰にも絶対に話したくない!

言いたくない!!知られたくない!!という気持ちがとてもありました。
(一部の友人を除いて)

それはやっぱり未婚、子なしだったし年齢的にも今年こそって思っていたし、

自分なりに頑張ってたのに、いきなり病気が発覚して、

周りから変に同情とかされるだけは嫌だって思ったから。

同情されたってなにもかわらないなら今まで通りがいいって思ってたから。

決して強くはないのに変に負けず嫌いなところもあって。。。

前に流行った言葉でいうならこれは“負け犬”なの?って。

そんなレッテルなんて貼られたくないし、

それでなくてもこの状況があまりにも酷すぎてどうしようもないのに、

どうしたらいいかわからなかったし、言わなければ分からないんだからって。



ずっと病院に行く前から気にかけてくれてた友達がいました。

診察にいったときも告知された時も病院に行く日には気にかけてくれていて、

いつもメールが届いていて。

告知を受けてかなり動揺していたのもあって、

そのメールをみて思わずいてもたってもいられなくなって

気づいたらその子に電話をかけていた。



そこからは堰を切ったように涙が溢れ出し号泣。

太陽の光が降り注ぐ中、ひと目もはばからず嗚咽するほどどうしようもなく

泣き崩れていた。

今からそっちにいくから!!って言ってくれた友達。

その子に1番最初にカミングアウトしました。

そのお友達には本当にそれからずっといろんな面で支えてもらっています。

泣きたいことがあると、ついつい甘えてお話をきいてもらったりしていて

本当にありがたいです。



私には不妊治療などしながら頑張っていたお友達が何人かいました。

だからその辛さとか大変さとか、病気がわかる前から見てきました。

本当の辛さやしんどさ、大変さはもちろん本人でないとわからないことだけど、

お話をしてくれたので(もちろん自分からは聞いたりはしませんが)

いろいろと聞いたりしていました。だから子供を授かるってまさに奇跡なんだって

ものすごく感じたし痛感することができました。

子供を授かることができた友達もいれば泣く泣く諦めることを決めた友達もいます。

だからその辛さや大変さをしっているずっと仲良くしている友人たちには、

術式が正式に決まる前にカミングアウトができました。



そして(元)職場です。

さすがにこれから病院めぐりもあったし休むことも多くなってしまうのに

隠しておくわけにはいかないって思って1人だけ同じチームの友達に打ち明けました。

口がものすごく硬いのは信用できたので。

職場にはいろんな人がいるし詮索好きな人もいます。正直バレたくなかったんですよね

なんて言われるかわからないし、可哀想って思われたら余計悲しくなるから

触れらてれもほしくないし、復帰する予定だったから言いたくなかった。

だから正直誰にも話したくないのが本音でしたが、

仕事してる以上そういうわけにもいかなく

結局、仕事の都合上、上司数人には打ち明けました。

で、トップシークレットみたくしてくれていたはずなのに

なんと追加治療になってしまってやめざるを得なくなり、

そのとき上司がいっちゃったみたいで←友人から速攻メールがきてしりました(ーー;)

もうなんで~~~~Σ(゚д゚;)ってかんじでした。

上司は「復職予定だったけど化学療法が必要になり辞めることになってしまった」って。

職場上、医療関係に詳しいみんなだからそんなこといったら解ってしまう!!

ばれたぁぁあ~~~って感じで、それって「癌」ってバレバレやん!!って。

部位とかについては言ってないのがまだせめてもの救いだけど、

それでもいろんなことから詮索して気づいてる人もいると思うし

もう挨拶いくとき、めちゃくちゃきまずかったです。

(でも挨拶いったら、ほんとみんないい人で全然大丈夫だったからほっとしました)





ほかには幼馴染。母親同士も仲がよいため、

母親がすぐ私のことを幼馴染のお母さんに話しちゃったんです。

これはには、母親にかな~りムカつきましたね。ありえない!!って思った。

こんなデリケートな話をなんで私に聞かずに勝手に話しちゃうのか、

ほんと信じられませんでしたね。母親は自分の友達に他にもベラベラ話してて、

なんだか許せないって、出来るだけ内密にしときたかったから

親の友達にまで伝わってしまって悔しくて泣きましたもん。なんで言うの?って。

なので、幼馴染には話すつもりでしたが、落ち着いたらって思ってたのに

そんな経緯ですぐはなさざるを得なくなって。



そこからはね、しばらく誰にも話せませんでした。

やっぱり認めたくなかったのかもしれない。受け入れられなかったから。

元気でフットワークの軽い地元の友達にも言わなくちゃいけないとは思いつつも

なかなか話せなかった。

一緒に婚活とか頑張っててその子にはまだまだこれからがある。

でも私にはもうないのかな。。。って思うと涙がこぼれてきて

こんなこと言ったらいけないかもしれないけど

癌ってことよりも私には遥かに子供を“産まない“のではなく“産めない”ということの

現実のほうがなによりもしんどく辛かったから、病気になったことが悔しくて

そのことを口に出すのに本当に勇気がいることだった。


やっとの思いでその子にも伝えて、もうあとは誰にも言わないと思った。



でもだんだんと学生のときの友人にも話すべきかまよって、

前の記事にも書きましたが

苦しすぎて、もう自分が楽になりたかったのかもしれなく

学生の時の友達たちに数人にカミングアウトしました。


いまのところもうほかには誰にも一切言わないつもりです。

術後は歩けなくなったけど、

後遺症はあるけど、足もいたくなるけど、それでも前のように

生活できるようにだんだんなってきてるし!言わなければわからない。

言う必要がないなら言わないっていうスタンスで行こうって感じです。


治療が終わったら、また新しい勤め先も探さなきゃいけないけど

仕事先がみつかっても職場の人には話さないつもりです。



あと話すとときがあるとしたら、きっと将来好きな人が出来た時かなって思います。

そんな日がきてくれることを楽しみにしていこうって感じだけど(妄想♡)

きっとそのときもすごくいろんなことを考えそうなんですが。。。


やカミングアウトについては本当に悩みました。

隠しときたくても言わなくちゃならないこともあるし。


知ってる友達もいれば知らない友達もいるので

ちょっと都合のわることもあったりするけど、

カミングアウトすることでいいこともあれば、その反対もある。

なかなか難しいことでした。