採卵後6日目。胚培養士より電話がありました。胚盤胞に成長し、凍結できた卵が計8個。うち、一番グレードがいいのが5BBで、これが2個。一番悪いのは1BBで、これが1個。……流産しないと仮定したら、そして頑張っても産むのは二人かなと考えれば、高ランクの二人を産むのが精一杯という計算でしょうか。アルファベットの前が赤ん坊になる細胞、後が胎盤になる細胞、で共にランクはAからCまで。数字は全体的な細胞の数で、1から6までランクがあるとのこと。移植には、3BB以上なら適しているそうです。
「6とAがありませんが5BBでも充分ということですか」
と確認したところ、
「この病院ではランクを厳しめにつけていることと、Aは胚盤胞に育ったものの一割にも満たないくらいしか付けない値です」
……だ、そうです。えーっと、つまりニュートラルな目で見たら6AAが2個、くらいの気持ちでいたらいいんでしょうかね。で、一番悪くても2AA……Aしかないじゃん。なにこれ、自分最強か。と、今は前向きに受け取ることにしました。
移動中の電話で、イヤホンは嫌いなので持ち歩いておらず、つまり相手の声を聞くために手が塞がる上にバリバリ外。結果、メモが取れず……20個に顕微授精を施し、受精に成功した数(13個)から1日目、5日目、6日目までの経過と凍結した全ての卵のランクを聞きましたが通話終了後確実にこう言っていたと断言できるほど覚えていた情報はこのくらいかな……
なお、いざどれを移植するかというときどれにしようか改めて相談できるのかも聞きましたが、病院としてはランクの高い順にお勧めをし、番号を付けて凍結している、とのこと。つまり、一番ランクの高い2個、さあ最初に移植するのはどっちにします?病院としてはこれが一番だと思いますけどという卵が既に一番にいるわけですね。