　「ライフサポートあおば」はどんなところ？

　「児童発達支援」「放課後等デイサービス」が多様化し、さまざまな発達支援の考え方が広がっております。

　そんな中、「ライフサポートあおば」はどんなところ？という疑問にお答えしていきたいと思います。

　ライフサポートあおばの支援は、自閉スペクトラム症（ASD）に有効としれる「構造化」と、「応用行動分析（ABA）」をベースとした考えに基づき、お子さん自身の「気づく」「わかる」「できる」を育むことを応援しております。

　今回は『気づく』ことへの配慮です。

　自閉スペクトラム症（ASD）のお子さんが抱える主たる課題として、「注意・注目のしかた」というのがあります。

　一点集中タイプのお子さんは“気づくことが苦手”だったり、逆に注意散漫タイプのお子さんは“気づきすぎ”だったりします。
　一点集中タイプのお子さんと、注意散漫タイプのお子さん、環境への配慮は当然異なります。

　一点集中タイプのお子さんへは、『確認する』習慣を教えますし、注意散漫タイプのお子さんへは『情報の整理統合』という配慮をします。

　では、お子さんのタイプをどのように判断するのか、ですが、これは、行動観察によって見極めています。

　ここでいう「タイプ」とは、『特性』とも言い換えられますが、『特性』×『環境』→『行動』、つまり、目に見える『行動』と『環境』という事実情報から、お子さんがどのように情報をキャッチし、どのように判断するのか、その傾向を確認します。（これを行うには、知識やトレーニングが必要です。）

　お子さんにとって、どんな関わり、どんな環境設定が良いのか、それは、学ぶ、暮らす、働く、遊ぶ、さまざまな場面にて個別に配慮される、また、これが『特別』ではなく、『当たり前』に生活環境や地域で提供される、そう言った意味でも、『気づく』ことへの支援はその入り口になります。

①『気づき』のタイプによる配慮の違い