人生を振り返ると、
あの時の、あの人の、あの一言が
今の自分と人生を歩むキッカケになっていたことに気づくことが多くある。
嬉しかった言葉は勿論、
嫌だった言葉やショックを受けた言葉、傷付いた言葉も。
むしろ後者の方が
自分の人生に大きな影響を与えている。
良い方にね。
しかし、
当時の自分は未熟で、
その言葉を受け容れることが出来なかったり、
反発したり、否定したり、
自分には必要のないことだと流していたり、
真っ直ぐに受け取らなかった。
そこから疎遠になった人も多くいる。
そんな言葉を言われたことで、
「嫌われた」と勝手に解釈をし
「向こうから離れていった」と思っていたが、
本当は「自分から離れた」ことの方が多かったと思う。
しかし今振り返れば、
あの時、あの人に言われた あの一言が、
自分自身に本当に必要なことだったんだと気付く。
それは親だったり、
友達だったり、
先生だったり、
嫌いな奴だったり、
好きだった人だったり、
様々だけれど、
今、振り返ると本当に有難く思う。
自分にとって必要なことって、
自分が一番分かってなかったりする。
だから、周りの人が言ってくれる。
必要なことに気付いていないから、
周りの人たちが教えてくれている。
全てじゃないが、そんなことは多くある。
でもそれは小さな自分ではなかなか気付けない。
「こうだ」「これが正しい」
「私は間違っていない」「そうなんだ」と
無意識にも強く思っていることがあればあるほど、
自分にとって本当に大切なことに気付かず、見失いがちだ。
だから、
真っ直ぐに受け止めるってことはとても大事。
言われて抵抗のあるものほど、
「なんでこう言われたんだろ?」
と自分に矢印を向けて振り返ることが大事に思う。
「失ってから気付けた」
「失ったから気付ける」
そうやって失ったことを正当化することが多いが、
『失う前に気付けるのが一番良い』
失ってからじゃ遅いからね。
素直さが一番大事だ!
自分の人生を拓くヒントは日常に溢れている。
誰かの何気ない一言だったり、
自分の何気ない言動だったり。
「なんでこう言われた?」
「なんでこうなった?」
「なんでこの言葉が出てきた?」
「なんでこう思った?」
「なんでこうした?」
そうやって日々、毎日振り返りをすると、
今の自分とこれからの自分に必要なことが分かってくる。
「これでいい」とせず、
『更により良くなるためには?』と
更なる高みへと向かう。
『いつも今ここからが始まりだ』という意識を持って、
過去を、これまでの自分を捨て続け、
これからの自分を未来に築き創り上げていく。
あの時の、あの人の、あの一言は、
あなたにとって必要なことかもしれない。
あなたの人生を拓くキーワードなのかもしれない。
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人材育成 教育 事業