息子たちの中学校グラウンドは土日どちらかの空きが多いので、

地域に開放することが多いです。

 

中でも世界大会にも出場する外部の少年野球チームが使うことがよくあります。

大きな声出し、大きな指導の声も家からよく聞こえてきますが、

地域以外の県外からの入部も殺到する強豪です。

 

先日、家の前がグラウンドなので、買い物で前を通ったのですが、

大雨の中、こどもたちがバッティング練習をしていました。

その遠く離れた場所で保護者父らしき人が適当な感じで

大雨もありめんどくさそうにトンボで整備していました。

 

こどもに整備させる時間があれば、練習をさせて

雑用は親がやるという方針なのでしょうね。

大雨の中、トンボもちながら球拾いも兼任されていました。

 

買い物からの帰り道、チームは解散していました。

 

 

練習を終え整備されたグラウンド。

 

 

 

デコボコやん(笑)

 

 

息子のチームはこの日、別の中学校で室内練習をしていましたが、

室内理由は雨天ではグラウンドがきちんと整備できないからだったそうです。

大会前なので、親心としてはグラウンド練習を期待しましたが、

指導者は教員なので、当然授業で使うグラウンドという視点もあります。

 

私は野球を知らないので、何か正しいのかはわかりませんが…

翌日は学校の体育授業があったので、デコボコは生徒たちが可哀そうだし、

引っかかって転倒しなかったかなぁと。

 

そのようなできごとがあり、我が子には、

『野球の技術よりも、

他人の気持ち(次、グラウンドを使う人の気持ち)がわかる大人になってほしい』

と伝えました。

 

 

整備を知らない少年野球のこどもたちが悪いのではないと思います。

伝えることができない指導者(大人)が悪いのだと私は思っています。

たぶん、「強くなりたい」「勝ちたい」気持ちばかりで厚顔無恥な大人だと、

学校のグラウンドをお借りしているという気持ちが少ないのかもしれないです。

大雨でめんどくさそうな整備の仕方している方をみながらそう感じました。

 

全国一になるチームなので、野球技術だけではなく、

地域に愛される団体になってほしいと願っています。

 

 

さて、今週は長男ラストの大会です。

戦前、プロ野球選手の親族が戦争で亡くなりました。

 

勝敗よりも、平和に野球ができることに感謝して

グラウンドに立ってほしいと思います。