来月、独立型ケアマネジャー開設から丸15年になります。
様々な出会いがありました。
一番初めての担当者は、愛知県の前々々職場のドクターの親族でした。
会社を立ち上げたことを知り、200㎞以上も離れた土地なのに、
まだ気をかけてくださっていたことがとても嬉しかったです。
開設当日のできごとは忘れもしません。
じゃんじゃんと連絡が入ったのは、新規相談ではなく運送業者。
自宅兼事務所という小さい会社玄関に埋もれるくらいのお祝いの花と
メッセージが贈られてきました。一生忘れない一日です。
その後も信頼をしてくださった方からのケアマネ変更等で、
2か月目には軌道に乗ることができた会社でした。
将来を考えて、妻が会社社長。私が子育てや裏方を担うことになり、
男女共同参画やイクメンブームがあり、私も様々なイベントに呼ばれました。
エッセイや写真が受賞し、東京に行ったり…
冊子を作ったり…
社会に向けた発信をしていたあの頃。
相方には自由にさせてもらいありがたかったです。
長男が生まれた年に立ち上げた会社はこどもと共に歩んだ15年。
義父を自宅で看取り、キャンプで身体を鍛え…
コロナ禍で三か月学校が無かった時も工夫して過ごし…
コロナ明けて、スポーツで身体を動かし…
子ども大きくなり、今や長男次男は中学生
私も今年50歳…あっという間です。
中立が高い独立型も国からはあまり期待されることもなく、
4月に介護保険の改正がありました。
独立ケアマネ単体での経営もやっぱり厳しいなぁということで、
15年を機に縮小することになりました。
前から決めていたことなので、あまり驚きもないのですが(笑)
まず今日は顧問契約の解除を進めました。
小さいながら、弁護士、税理士、社労士と顧問契約を結んでいました。
破格で支援していただいていましたが、
それでも独立型にとっては支出は大きかったです。
解約を進めながら、15年前にベビーカーを押しながら、
大阪の事務所に出向いたことを懐かしく回想してました。
コツコツと仕事や人生の整理をしていかなければなぁと思います。