https://san-sen.com/archives/7309?fbclid=IwAR2w24LK0OGZLRjTfjmjRQZPWYd9otV3ydMbbLjpMtS2-xfnI6N8g4kojBw より

 

フトマニ、フトマニ図、太占 まず、フトマニとは「収縮と膨張を繰り返しつづける宇宙そのもの」のこと。 二十(フト):無(潜象界)と有(現象界)の世界をつなぎ 宝玉(マニ):意のままに願いをかなえる宝 その宇宙の法則そのものを、二次元の図に落とし込んだとされるのがフトマニ図。(別名 モトアケ)

そして、フトマニ図を使用した占いを、太占(フトマニ)と言います「フトマニ」「フトマニ図」「太占」は、微妙に意味が違うので、混乱しないでくださいね。 日本書紀や古事記の元になったとも言われる古代文献「ホツマツタヱ」は、高度な精神文明を今に伝えている文献で、清音四十八音で構成されています。 四十八音はそれぞれ固有の働きをもつ神であり、その神々の働きを二次元化したのがフトマニ図です。 太占は、宇宙の縮図であるフトマニ図を使用した占いで、伊勢神宮の外宮に祭られているトヨケ神(豊受大神:アマテルの祖父)が、イサナギ・イサナミ(伊邪那岐、伊邪那美:天照大神の父母)に授けた後、伊勢神宮の内宮に祭られている天照大神(アマテル)が編集し、百二十八歌の大占(フトマニ)のフミを著して占いの元とされました。 ※『豊受大神(祖父)-伊邪那美(娘)-天照大神(子)』という親子関係 太占(フトマニ)は過去に、国家運営にも活用されていた言われる代物で、”物事”を動かす上でもっとも重要になる”氣づき”や”勇氣”や”決断力”をメッセージとして頂くことが出来ます。 

 

1、中心の輪=宇宙の中心に在るアウワ神=天地創造のアメミヲヤ(天祖)神  フトマニ図の中心円の文字はアウワ。

「ア」は天と父、「ワ」は地と母、中央の「ウ」は生む・初を意味し、アウワは天地開闢(世界のはじまり)をあらわしている。 「ア」天 メグリ(循環) 「ウ」結 子宮・生殖器。神の最初の一息 「ワ」地 マワリ(旋転)

 

 2、二番目の輪=トホカミヱヒタメ八神=左回りの八芒星=メグリ性 

 霊止(ヒト:本来の人の姿)の魂(タマ)の緒を地上に吹き降ろし、魄(シヰ:肉体のコト)と結び合わせて寿命を得るハタラキ。 メグリ性(公転、左回り、収縮)。宇宙の中心から降りてくる創造のヒカリ。絶対的な宇宙のルール。太陽系の惑星は基本、左回りに公転し、左回りに自転している。(金星のみ右回りに自転) ◎『トホカミヱヒタメ』は八方位を司る神の名でもある ト(南)、ホ(東北)カ(西)、ミ(東南)、ヱ(北)、ヒ(西南)、タ(東)、メ(西北) ※八幡神社は「トホカミヱヒタメ」の八元神を祭ったという説もあり ※ちなみに八芒星は「地球=金星=水星の惑星軌道」、「地球=金星=水星の体積にも関係(水星、金星、地球のハ~モニ~)」にも関係 

 

3、三番目の輪=アイフヘモヲスシ八神=右回りの八芒星=マワリ性 

 マワリ性(自転、右回り、膨張)。人類の神性へ与えられた創造のチカラ、自らの喜びを宇宙へ広げるハタラキ。(創造のヒカリにあらがうチカラ) アイフヘモヲスシは、内臓(五臓六腑)と言葉を司る。 アワウタとの関係も深く、「五・七・五・七・五・七・五・七」と区切ったトキの最初の音。 

 

 ア:真心、両親、天なる自我 イ:意思、指向性(しこうせい:音が空間中に出力されるとき、その強度が方向によって異なる性質) フ:増える ヘ:情動(怒り、喜び、悲しみ、不安、快、不快等の感情)を外側へひらくハタラキ モ:萌(も)、藻(も)、熟(も)(成熟)百(もも)の意味。 ヲ:央(おう)、奥(おく)、治(おさ)の意味 ス:進(すすむ)の意味。 シ:志(こころざし)(心に決めた信念)、意志を一つにするの意味。 ちなみに、受精卵は右回転で育ち、成長し、やがて生命の終わりを迎えます。 4、四・五番目の外輪=三十二(ミソフ)神=容姿を司り、人の寿命を日夜休み無く守る 

 

 三十二神は、潜象界から⇒現象界としてあらわれる16の事柄(一六:ヤマ、ハラ、キニ、チリ、ヌウ、ムク、エテ、ネセ、コケ、オレ、ヨロ、ソノ、ユン、ツル、ヰサ、ナワ) ヤマ:山、生(や)ふ間 ハラ:肚、世界、ひらき連なる キニ:考え方を転換する時季 チリ:エネルギーの凝縮⇒離す ヌウ:縫う、繋げ動く ムク:向く、広がり引き寄る エテ:得て、突き出る ネセ:根(中心)を掃(はら)う コケ:個(分かれたモノ)を放 オレ:折れ、己を垂(たれ)る ヨロ:万人の喜び ソノ:園、成り固まった状況 ユン:許すための統合 ツル:吊る、釣る、引っ張られる ヰサ:諌める、心を覚めさせる ナワ:縄、合わし調和する アワウタというのはもともと、ヰクラムワタを調和するモノとしてホツマツタヱに伝わっています。ヰクラムワタとは、現代風にゆうなれば五臓六腑(内臓全体)を指す言葉です。 ◆ヰクラとは、五つの方位を治める神のはたらき(東・西・中央・南・北) ◆ムワタとは、六つの臓器。中子(心)・キモ(肝)・ヨコシ(脾)・フクシ(肺)・ムラト(腎)・ヨクラ(膵臓) ◆ヰクラムワタとは、心・肝・脾(ひ)・肺・腎(じん)、胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦のハタラキ。 ヰクラの「五つの方位」は東洋医学の「木火土金水」に対応しており、中国発祥と言われる経絡理論が、実は3000年以上前から日本国にあったのではないかと思われています。 フトマニ図で心身に癒しを!