セラピールーム「ナチュラルフィーリング」です。
このブログでは、独自のメソッド「ライフストーリーメソッドカウンセリング」で、本来の自分の強みや人生においての学びとなるテーマを知ることにより、望む未来のヴィジョンを描きやすくするカウンセリングをおこなっている石河里絵子が、
今世での簡易版ブループリントとも言える「ライフストーリー」についての話を分かりやすくお伝えしたり、
私自身が経験した様々な事をシェアしていきたいと思っております。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
私がセラピールーム「ナチュラルフィーリング」での活動を始めたのが2005年の6月。
前年まで企業で事務職についており、それまでは自営業を始めるなんて夢にも思っていませんでした。
簡易版ブループリントとも言える「ライフストーリー」からは、自営業やフリーランスに向いている特質となっているのですが、長く会社員生活を送ってきたこともあり、
しかも自己肯定感が低めの特質ということもあって
自分ひとりで何かをすることなんてあり得ないと感じていました。
そんな私に転機が訪れたのが、40代に入って間もなく
男社会の業界である会社で、生き残りをかけてシャドーボクシング(相手にされていないのに一人で勝手に戦い続けている)
を続けていた頃だったのですが
突然、田舎で一人暮らしをしていた父が倒れ、脳梗塞で片麻痺となってしまった事が
仕事も生き方も意識の持ち方も変えた
私にとっての大きな変化の始まりでした。
あの頃の私は、これからの自分のキャリア形成についてしか考えておらず
「これから先、組織の中でどう生き残っていけるだろう」と悩み続けていて
父が倒れたという連絡を近所の方からもらった時も
ウェブ上で見つけて訪問した占い師さんの所で、今後の仕事についての相談をしようとしていた最中でした。
知らせを受けて、すぐに田舎に向かう事になった為
結局仕事についての相談をすることはできなかったのですが、
まさに話始めようとした瞬間に連絡が入るなんて
今思うと、
まるで、キャリアアップについて悩む時代はもう終わり...
と言う事を意味するような出来事だったように思います。
この時から、仕事をしながらの遠距離介護が4年程続くことになった訳なのですが、
新幹線に飛び乗って急ぎ田舎へ帰り、その日の夕方には集中治療室にいる父に会う事ができました。
倒れた時に顔面をぶつけた様で、父のおでこの辺りが腫れているのを見て驚いてしまったのですが、
意識が少しもどりつつあった父が、
「ちょっと転んだだけなのに大騒ぎし過ぎだ」と
自分の状況が全く分かっていないようだった事も驚きでした。
そして
今でも思い出すと心が締め付けられるのですが
父がベッドの傍らにいる私に
「何か足元にやわらかいものがあるんだけど、気持ち悪いから取ってくれ」と
自分の(麻痺してしまった)左脚を右脚で押し出すような仕草をして訴えてきたのです。
この現実に、父はこれからどう向き合っていけるんだろう
自分はどう伝えていけば良いのかと
これからのことを考えて頭が真っ白になった瞬間でした。
(私のスピリチュアルジャーニー Vol.2へ続く)
*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*
Therapy Room Natural Feeling
3S(心Shin, 身Shin, 食Shoku)
*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*