*「首長・参院議員、兼職可能に」 維新が法案提出へ

上記の記事にありますように、

日本維新の会(石原慎太郎代表)は17日、
自治体の首長と参院議員の兼職を禁じる
地方自治法の改正案を来年の通常国会に提出する方針を固めた。

とのこと。

そもそも、参議院の現状は衆議院で落ちた人の
お助けシステムとなっており、
本来、参議院の存在意義である、

「良識の府」

とは、ほど遠いものになっており、
一部からは「衆議院の劣化コピー」なんて言われてます。

参議院の前身である大日本帝国憲法にある貴族院では
その構成メンバーは、
皇族議員、華族議員、勅任議員(帝国学士院会員議員、多額納税者議員など)と
なっており、衆議院との違い(=存在意義)が
ありましたが、今の日本の参議院は、二院制をとっている
諸外国と比較しても、特色がない点等が問題です。
(例えば米国では下院は人口割で議員数が決定しますが、
上院では各州2名と決まっており州割になっています)

でも、記事にあったように維新が法改正の法案を出しても
自民や公明が乗り気じゃないので通る見込みが低いとのこと。

他が勢いづくことを手助けするのは、何かしらの見返りがないと
しないのが政治の世界。

維新にしかできない自民に協力できるカードは憲法改正!
また、公明に協力できるのは大阪での選挙協力!

まともにやるとはじかれるものをどう通すのか?

維新は選挙で実行力をうたってただけに見ものですね。