*中国への対抗勢力として日本に期待=フィリピン外相

自民党の安倍総裁の「国防軍」構想に対して、
他の政党の方は反対の意見をよく述べます。

その理由の一つとしてよくあげられるのが、
周辺諸国との関係悪化!

軍事力増強は決して他の国々に受け入れられないと
主張しますが、お隣の3ヶ国を除けば、
現在の中国の横暴振りが余りにもひどいため、
現実は上記の記事(下記に要約)のようなものです。


日本の軍事力強化を支持するか、とのFT紙からの質問に対し、
フィリピンのアルバート・デルロサリオ外相は、
中国の台頭について、域内でバランスをとる勢力があることが望ましい、
と述べたうえで、日本がその役割を担うことに期待感を示した。


これに対して、中国は、

*比「日本の軍事化を歓迎」発言に中国政府、「時代遅れ」で片づける

冷戦時代じゃないんだから・・・
と、一言で片付けて相手にしてませんが、

ところが、インドの専門家は最近の中国の行動を、

*インド専門家「中国は孤立する」…日本を軍備競争に巻き込んだ結末

と、指摘してます。

指摘内容としては、

「現在中国は、冷戦期の米国が旧ソ連に対してとった方法をまねて、
日本を軍備競争に強制的に巻き込もうと企てている」

と冷戦時代の手法をまねていると論じてます。

自分を振り返らない発言内容は中国の十八番ですが、
インドの専門家の結論、


中国が仕掛ける軍備競争に対して日本は
「その民族性や伝統からして逃げることはしない」
との見方を示した上で、
最終的には中国が戦略的、政治的に国際社会から
孤立する結果を招くだろう


という意見には、同意ですね。
(よって、中国と無理やり手を結んでまで仲良くやる意味合いは
経団連や一部政治家等が主張するほど、将来を見据えれば
重要な意味合いはないと思います。)