*“年金支給開始年齢引き上げを”

上記の記事上で日本維新の会の橋下代表代行は演説の中で、


「社会保障費は毎年増え続けており、
消費税率を5%引き上げただけで持つわけがなく、
ゆくゆくは国民にもっと負担を求めないといけない。
わたしたちの世代から、年金をもらい始める時期を
もう少し後ろに延ばして、長生きをするなら、
その間は一生懸命働くということをやるしかない」

と、述べたみたいですね。

年金に関しては、根本的に見直しが必要なんですが、
支給開始年齢の引き上げというより、
もっと本質的な部分に見直しが必要だと思いますね。

あまり世間では述べられてないのですが、

国民年金ができた年は昭和34年ですが、
その当時の日本人の平均寿命(昭和35年)は
67.67歳でした。

平成22年の日本人の平均寿命は82.93歳ですので、
大雑把に考えると、

支給開始は出来た当時より5年間後ろに伸びましたが、
平均寿命は15.26年と大幅に伸びてます。

問題なのは、平均寿命が更に伸びていく傾向があるということです。
(フランスの研究では生物学的な限界は150歳なんて論文が
あるので、健康面だけを考えると万々歳なんですけど)

年金というものを、労働に対するご褒美と考えるべきなのか、
単に健康上の問題で働けない人に対するセーフティネットと
捉えるべきなのか、もう遅いですが
国民的な議論が本当に必要でしょう。

それ以前に、年金と最低賃金と生活保護の関係も
見直しが必要なんですけどね。

本来、金額的に

最低賃金>年金>生活保護

とならねばならないのに、現実は

生活保護>最低賃金>年金(国民年金)

となってます。

弱者救済で政治を行なってきた結果、
金額だけでみると弱者最強という今の現実をどう捉えるか?

年金の問題は支給年齢をずらせばどうにかなるとかいう
小手先のテクニックで解決できるような問題ではないです。

年金、最低賃金、生活保護の考え方、またそれに応じて
定年退職の問題や年齢に応じた働き方をどうするのか?
また、それに対応できるような産業構造の構築等の社会問題、
健康面でのサポート等福祉の問題、そして財源
いろいろな面で問題が山積みなのが現実ですね。