一部のアナリストの中には、安倍総裁の強力な金融緩和政策から
背後に、竹中平蔵氏の影響を指摘する人がいます。
そのせいか、安倍首相誕生の折には、
日銀竹中総裁が誕生するでは?という指摘も!

そんな中、竹中氏へのインタビュー記事がありましたので、
紹介しておきます。


*インタビュー:物価目標1-3%掲げ国債買い入れを=竹中・慶大教授


この記事で、竹中氏は自身の日銀総裁への就任や
閣僚としての政権入りを、

「私は自分の意思で政府・公共セクターから退いており全く関心はない」

としてます。

それと、自身と安倍総裁の関係や影響力に関しては、

「安倍さんとは長く良い関係にあり、小泉政権下ではよく議論したが、
アドバイザーなどは務めてはいない。高橋洋一・嘉悦大教授、
岩田規久男・学習院大教授などの意見は(安倍氏に)影響を与えた可能性がある」

としており、直接的なブレーンではないが、
間接的に影響を与えた可能性については否定してません。

ちなみに、円高に対しての目安を今より2割なんて
このインタビューで言ってますので、
もし、(本人は否定してますが)竹中氏が日銀総裁になったりしたら、
為替市場は1ドル100円弱まで一気に思惑だけで、
円が売られていくでしょうね。