社民党が「衆議院選挙公約2012 案」
出してきました。

内容的には突っ込みどころ満載ですが、
一部には真剣に考えねばならぬこともあります。

でも、この政党は獲得議席数が少なすぎて、
議員立法での法律案さえ出せないです。

議員が法律案を作り、それを審議してもらうためには、
最低でも衆議院で20名、参議院で10名の賛同者が必要となります。

要は、少数政党では国会という立法府において法律の作成作業に
主で関わることができず、内閣やその他の政党が
作った法律案に対して賛成か反対かしか言えません。

国会でただ闇雲に法律案に反対してもらうために
国会議員を送り出すだけならこれら少数政党への
投票行動も意味あるものとして捉えることができますが、
自分の1票で政治を変えると考えるなら、
回り道だと思いますね。

議員立法で決定する法律というのは
内閣案とは比較にならないぐらい少ないですが、
できることを一つでも多く持つ政党への投票行動のほうが
国政へ民意を伝えるには効率的とは言えます。

今の政党で単独で議員立法案が提出できるのは、
民主党、自民党、国民の生活が第一、公明党のみです。

マスコミ予想では上記に加え、みんなの党、日本維新の会が
20名位上は国会に議員を送り出せそうなので、

この辺から自分の主張とあう政党を選択すべきだと思います。