亀井静香氏が新党結成で「(原発は)危険な技」
亀井静香前国民新党代表が19日、民主党を離党した山田正彦元農林水産相らとともに、新党
「反TPP・..........≪続きを読む≫
亀井静香氏がまた個性的で、何をするかとてもわかり易い
新党を作りましたね。
「反TPP・脱原発・消費税増税凍結を実現する党」
略して「反TPP」。
ん、とてもわかり易い。
ところで、簡単に検証すると、
反TPPについてですが、
「何で(米国の)奴隷のごとく従わなくてはならんのですか」という
亀井氏の意見。
全くそのとおりですが、交渉は米国主導で全てが決まると
思ってるのでは?
そこは、勘違いであり、交渉というのは粘り強く
こちらの意見をズリズリとねちっこく、
胃が痛くなるくらいまでこまこまとやる。
日本の生産業(特に自動車業界)はこういう交渉が
得意ですし、また官僚も意外とこういうのって得意なんですよね。
問題は日本がどういう風に進むかが決まってないことだと、
思うのですが・・・。
そもそも、米国は日本のTPP参加に対して、
*【TPP】 全米自動車労組とフォード社が全従業員に日本参加反対を呼びかけ
という記事の通り、日本の参加を手放しで
喜んでるわけではないです。
この、自動車業界というのは、
*米下院共和党、オバマ政権の新たな燃費規制案は米自動車大手3社に有利と指摘=報告書
という風に、オバマ氏にとっては支持母体の一つで優遇してる団体です。
米国がここを完全開放するとは思えないですね。
こういう事から推測するに、十分に交渉する価値は
あると思います。
日本が気にしなければならない事項として、
農業、医療、金融という分野があります。
そもそも、日本の農業保護は兼業農家に甘すぎです。
諸外国では国により保護すべき兼業農家の区別が
しっかりとしており、基準の甘い国でも
農業収入が全体の50%以上ないと
農業の保護が受けられないようになってますが、
日本ではそのへん、お構いなしです。
よって、自分で消費する分だけ作ってる兼業農家でも
保護を受けれるようになってます。
まあ、清き一票を集めるために自民党が頑張ってきた
結果なんですけどね。
(民主党も結局この風習を引き継ぎました・・・)
その結果、日本の農業は強くなったでしょうか?
もう、30年以上も保護してきたんですよ。
金融にいたっては、政府が保護してきたせいで、
独自にまともな金融商品さえ作れず、
規模ばかり大きくなってます。
(土地を担保に金を貸すか、国債を買うくらいしか
能のない銀行とも言えるので金融緩和しても、
十分な効果が出ないのではと懸念されてます。)
まあ金融にいたっては、バンカーだけの問題とは言えず、
AIJ投資顧問詐欺問題で明らかになってたことですが、
各企業の年金運用責任者!
日本はレベルがお子様と同等!
どこの世界にハイリスク・ハイリターン商品に
資産の50%以上も突っ込む馬鹿がいるんだ!!
世界の常識で考えると10%未満が普通。
(AIJのせいで年金資金が枯渇して結局、国の世話になる
年金団体が出てきてますが、運用のしかたをみるに
普通にやってても最終的には枯渇するような運用の下手さです)
こういう人達を保護するには、反TPPでいいのでしょうが、
どれもこれも、いったい日本はいつまで保護するつもりなんでしょうかね?
この人達の問題は結局は国民に跳ね返ってきます。
米国においても、オバマ関連の自動車Big3には
もう保護すべきではないという意見があります。
保護すれば保護するほど駄目になる。
保護が必要な産業には当然保護しなければいけないが、
保護のし過ぎは、甘やかすだけになるという意見。
日本も考える時期では?
この考えるキッカケがTPPというのは情けないことですが、
日本は外圧がないと考えて来なかったという歴史を
考えると・・・・。
次は脱原発を考えてみますが、
脱原発は福島の惨状を考えるに、やらねばならないでしょう。
一発の事故であれだけの災害を引き起こす原子力発電所。
なくすのは大賛成ですが、ところでどうやってなくします???
その為のロードマップは?
原発で生まれた核の最終廃棄物はどこで数千年レベルの保管をするの?
また原発を持つということは、言い換えれば、
いつでも核兵器を作れるよという面で、
国の安全保障にも絡んできます。
その手のことはどうするの?
詳しい説明が欲しいですね。
最後に消費税増税凍結!
これも、今の経済状況では増税するのは命取りということは
わかります。
でも、税金に関してどう考えてるのか?
直接税、間接税の理想的な比率は?
国税と地方税の理想的な在り方は?
将来的な税収の見込みと、支出の見込みは?
この辺を示してくれないと判断がつきますね。
亀井氏のことは正直あまり好きな政治家ではないので、
批判的な事を書いてますが、
でも、党名みる限り、どうしてもポピュリズムに走ってると
思ってしまうんですよね。
亀井静香前国民新党代表が19日、民主党を離党した山田正彦元農林水産相らとともに、新党
「反TPP・..........≪続きを読む≫
亀井静香氏がまた個性的で、何をするかとてもわかり易い
新党を作りましたね。
「反TPP・脱原発・消費税増税凍結を実現する党」
略して「反TPP」。
ん、とてもわかり易い。
ところで、簡単に検証すると、
反TPPについてですが、
「何で(米国の)奴隷のごとく従わなくてはならんのですか」という
亀井氏の意見。
全くそのとおりですが、交渉は米国主導で全てが決まると
思ってるのでは?
そこは、勘違いであり、交渉というのは粘り強く
こちらの意見をズリズリとねちっこく、
胃が痛くなるくらいまでこまこまとやる。
日本の生産業(特に自動車業界)はこういう交渉が
得意ですし、また官僚も意外とこういうのって得意なんですよね。
問題は日本がどういう風に進むかが決まってないことだと、
思うのですが・・・。
そもそも、米国は日本のTPP参加に対して、
*【TPP】 全米自動車労組とフォード社が全従業員に日本参加反対を呼びかけ
という記事の通り、日本の参加を手放しで
喜んでるわけではないです。
この、自動車業界というのは、
*米下院共和党、オバマ政権の新たな燃費規制案は米自動車大手3社に有利と指摘=報告書
という風に、オバマ氏にとっては支持母体の一つで優遇してる団体です。
米国がここを完全開放するとは思えないですね。
こういう事から推測するに、十分に交渉する価値は
あると思います。
日本が気にしなければならない事項として、
農業、医療、金融という分野があります。
そもそも、日本の農業保護は兼業農家に甘すぎです。
諸外国では国により保護すべき兼業農家の区別が
しっかりとしており、基準の甘い国でも
農業収入が全体の50%以上ないと
農業の保護が受けられないようになってますが、
日本ではそのへん、お構いなしです。
よって、自分で消費する分だけ作ってる兼業農家でも
保護を受けれるようになってます。
まあ、清き一票を集めるために自民党が頑張ってきた
結果なんですけどね。
(民主党も結局この風習を引き継ぎました・・・)
その結果、日本の農業は強くなったでしょうか?
もう、30年以上も保護してきたんですよ。
金融にいたっては、政府が保護してきたせいで、
独自にまともな金融商品さえ作れず、
規模ばかり大きくなってます。
(土地を担保に金を貸すか、国債を買うくらいしか
能のない銀行とも言えるので金融緩和しても、
十分な効果が出ないのではと懸念されてます。)
まあ金融にいたっては、バンカーだけの問題とは言えず、
AIJ投資顧問詐欺問題で明らかになってたことですが、
各企業の年金運用責任者!
日本はレベルがお子様と同等!
どこの世界にハイリスク・ハイリターン商品に
資産の50%以上も突っ込む馬鹿がいるんだ!!
世界の常識で考えると10%未満が普通。
(AIJのせいで年金資金が枯渇して結局、国の世話になる
年金団体が出てきてますが、運用のしかたをみるに
普通にやってても最終的には枯渇するような運用の下手さです)
こういう人達を保護するには、反TPPでいいのでしょうが、
どれもこれも、いったい日本はいつまで保護するつもりなんでしょうかね?
この人達の問題は結局は国民に跳ね返ってきます。
米国においても、オバマ関連の自動車Big3には
もう保護すべきではないという意見があります。
保護すれば保護するほど駄目になる。
保護が必要な産業には当然保護しなければいけないが、
保護のし過ぎは、甘やかすだけになるという意見。
日本も考える時期では?
この考えるキッカケがTPPというのは情けないことですが、
日本は外圧がないと考えて来なかったという歴史を
考えると・・・・。
次は脱原発を考えてみますが、
脱原発は福島の惨状を考えるに、やらねばならないでしょう。
一発の事故であれだけの災害を引き起こす原子力発電所。
なくすのは大賛成ですが、ところでどうやってなくします???
その為のロードマップは?
原発で生まれた核の最終廃棄物はどこで数千年レベルの保管をするの?
また原発を持つということは、言い換えれば、
いつでも核兵器を作れるよという面で、
国の安全保障にも絡んできます。
その手のことはどうするの?
詳しい説明が欲しいですね。
最後に消費税増税凍結!
これも、今の経済状況では増税するのは命取りということは
わかります。
でも、税金に関してどう考えてるのか?
直接税、間接税の理想的な比率は?
国税と地方税の理想的な在り方は?
将来的な税収の見込みと、支出の見込みは?
この辺を示してくれないと判断がつきますね。
亀井氏のことは正直あまり好きな政治家ではないので、
批判的な事を書いてますが、
でも、党名みる限り、どうしてもポピュリズムに走ってると
思ってしまうんですよね。