先日、山中教授がiPS細胞でノーベル賞を受賞されましたが、
日本には、まだまだノーベル賞候補と呼ばれる人は
たくさんいます。

今回、そんな候補と呼ばれる人の中で、
ホルモンハンターの異名を持つ、
国立循環器病研究センター研究所の寒川賢治(研究所長)らの
研究グループが、心臓から分泌されるホルモンが
血管を保護することによって、様々な種類のがんの転移を
予防・抑制できることを突き止めました。

*血管保護による新しいがん転移治療法の開発


この発見はすごく画期的なものです。

「手術はうまくいったのに、再発して・・・」

こういう声を聞いたことのある人はとても多いと思います。
この治療法が凄いのは、

これまでにがんの転移を防ぐ薬(抗転移薬)は開発されてない
ということです。
(今までこういう薬はなかったということ)

早く治療法の確立がされるのを望みますね。

$わ~さんのブログ

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寒川教授がどういう人かは、下記の

*ナトリウム利尿ペプチドファミリーの発見
~寒川賢治先生に聞く


の最後、新しいペプチド発見への挑戦と若い研究者への支援を
読むとそのお人柄がわかると思います。