*新聞記者の4人にひとりがリストラされるアメリカ。
 日本と違って雇用と高給が補償されなくても、
「記者は楽しくて仕方ない」ーー元ロサンゼルス・タイムズ経済部長インタビュー


という記事が有りましたので、ここから日米の記者比較をしてみます。


日本・・・新卒一括採用で新聞社に入社し、そのまま定年退職するケースが多い。
     
     仕事は忙しい(=定時退社は難しい)

     収入は能力差より終身雇用の序列で決まり
     15~20年勤続で1200万円程度(15万$程度)



米国・・・小さな地方紙でスタートを切るのが普通。
     そこで成功してブロック紙、そして全国紙へ転職するのが
     典型的なパターン。但し、最近は地方紙が不振のため、
     通信社でスタートをきる者も多い。
     
     日本と比較して忙しくはない(=定時退社は週2~3回)
     但し、職場により日本並のところもある。

     収入は記者職で記者職で低くて6~7万$
     高いと10万ドル以上。地方紙は4~5万$。


この記事のまとめとして、

異常な長時間労働を考えれば、
日本の新聞記者はそれほど高給取りではない。
連日の夜討ち・朝駆けで月100時間の残業を
強いられるケースはいくらでもある。
残業代を差し引けば、アメリカ人記者と大差ないかもしれない。

だとすると、長時間労働を正当化するためには
「やりがい」がなければならない。
ワルツマンのように「仕事にやりがいがあるから
ワークライフバランスの面で犠牲を強いられても納得できる」と
断言できる記者がどれだけいるか。
仮にそう断言できなくても、
安易にリストラされる恐れがないから
バランスが取れているのかもしれない 。


と、まとめてますがどう考えますか?

日本の場合は、記者クラブ等により、
情報が官により統制され、
記者は、情報を求めてと言うよりも、
口を空けて待ってる状態。

記者は高収入を確保するために既得権益に守られ(公取法等)、
そこをいじろうとする勢力に関しては全力で潰しに来ます。

その結果が販売部数の現実に現れてると思いますね。


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