現在、中国国内での権力闘争は
相当に激しいものとなってるという話が出てます。

そのため、中国軍部を掌握したい、
党本部はかなり激しい強硬論を内外へ向けて
メッセージしてます。

党本部でさえ、簡単には押さえられない
中国軍とはどんな思想の持ち主でしょうか。


朱成虎という幹部の発言に、中国軍部の根本が
出てると思いますので紹介しておきます。


そもそも朱成虎という人は、

建軍の父と呼ばれる朱徳元帥の外孫に当たり、
中國人民解放軍国際関係学院、国防大学を卒業。
国防大学の戦略研究所副所長、
外训系主任(系は日本の学部に相当)などを歴任し、
現在、同大学の防務学院院長および教授。
解放軍少将の地位をもつ中国解放軍士官の教育的指導者といわれてます。

この人の発言で注目すべきは2005年に
中国国防大学にてウォールストリート・ジャーナル、
フィナンシャル・タイムズなどの大手米英マスコミを
招待した場での発言です。


「もしアメリカが中国と台湾との軍事紛争に介入し、
ミサイルや誘導兵器を中国領土内の標的に向けて発射すれば、
中国は核兵器で反撃する」

「我々は先制核攻撃により中国以外の人口を減らすと共に
自民族を温存させる事に力を注ぐべきで、
この核戦争後に百年余りの屈辱に満ちた歴史を清算し
未来永劫この地球を支配するようになるだろう。」

「世界人口の総数はすでに地球資源と生態環境の許容能力を超えており、
これを解決するために戦争、疫病或いは飢饉などの手段を用いて
大量に人口を消滅させ、人類を引き続き生存させるべきである。
このためのひとつとして、中国政府は全力で核兵器の開発に取り組んでおり、
十年以内には地球上の半数以上の人口を消滅させるだけの
核兵器を装備することが可能である。」

「中国は西安以東の全都市が焦土とする事を覚悟している。
米国も数百の都市が破壊されることを覚悟しなければならない」


さすがに、欧米諸国より総反感を買い、
中国政府により処分をうけてますが、
その処分内容が「激甘」
わずか1年間出世させないというもの!!

その後、反省したかというと、

国防大学防務学部の内部会議での講話として伝わってるものは、

「人口増加により資源が欠乏し戦争が勃発した後、
一部の国が人口が消耗することにより均衡が保たれる」

「この十年以内に核攻撃で日本などを消滅させて、
中国が世界人口の中で大きな比率を占め、
人類の進化の過程で有利な位置を占めるようにする」

「中国は後手に回って­討たれるよりは、主導的に討つて出る方がいい。
核戦争は人口問題解決に最も有効だ。
中国は全力で核戦争を行う準備を整えるべき」

「大切なのは、我が中国がこの競­争において機先を制し、
他国・他民族の人口をできるだけ減少させるやう努めるとともに、
自国の人間が数多く生き延びるようにする」

「愚かな計画出産政策を放棄して、できるだけ多くの子供を産み、
計画的に周辺諸国に浸透させる。周辺諸国への密入国を人民に奨励する」

「機が熟したら、果敢に猛烈な勢いで、全面的な核攻撃を発動し
相手が反撃に出る前に、その人口の­大部分を消滅させるよう努める」

「中華民族が手に入れるのは世界全体である」

というようなものです。

この人の下で育つ中国軍人は、毎年量産されます。
これがどういうことかがよく分かると思います。

全員がこういう考えだとは言いませんが、
教育的指導者の中にこういう人がいることを
覚えておく必要はあります。


なお、中国は領土の拡張に積極的で、
現在、日本だけでなく周辺諸国とかなり揉めてます。
詳しくは、まとめてくれてるHPがあるので

*中国(中華人民共和国)の領土問題・国境問題の一覧

参照ください。