日中韓、なぜ歴史認識が違うのか？

尖閣・竹島等領土問題の激化に伴い、
日中韓においての歴史教育の問題が取り上げられることが
多くなりました。

日本のマスコミやネット上では、

韓国や中国ではこんなとんでもない事が
教えられているという事実が報道されてます。

また、韓国や中国からは日本は間違った歴史観を
修正し謝罪しろといった要求があります。

正直なところ、わかりあえることなんて無理そうな状況ですが、
そもそもなぜこんな事がおきてるのでしょうか？

歴史教育の根本を探っていくとある程度わかってきます。

日本・・・史実追求型

一次史料等、史料を重視し過去の出来事を紐解いていきます。


韓国・・・国威発揚型

民族意識を高めて威光を示す為に史実を利用します。


中国・・・自政権礼賛型

中国共産党がいかに正しいかを史実を用いて教育していきます。


そのため、日本では歴史教科書は文科省の検定があるとはいえ、
数十の歴史教科書が学校教育用として存在しています。

逆に、韓国・中国では国定教科書として1種類しかありません。

そもそも、土俵が違うんですよね。

史実を追求する学問と
民族（政党）の正当性、偉大性を追求していく学問


どこに接点が見いだせるんでしょうか？？？


原点に戻り、歴史を学ぶとはどういうことかを考えてみると、

元西ドイツ大統領ワイッゼッカーは敗戦４０周年記念の演説で

「週去に目を閉じるものは現在に盲目となる」

という言葉を発しています。

多分、この言葉を聞くと、
日中韓３国とも

「その通り！だから貴国は・・・を受け入れるべき」と

議論は空転していくでしょう。

最終的な結果は、


当事者同士では、結論つかなさそうですね。