自民総裁選といえば、
公的なものではなく、私選挙ということもあり
その昔は実弾(現金)が飛び交う世界!!
金持ってるほうが勝つ
なんて事を言われたことも・・・。
今は、さすがにそんなことはありませんが、
それにしても、どの候補が勝つのでしょうかね?
本来、政策で皆に選択されるべきですが、
現実はケネディ大統領の登場以来、
選挙戦が大きく変わりました。
TVの影響のせいで本来の政策よりも、
イメージ戦略が大きく結果に
左右されるようになりました。
さて、どのように変わったかというと、
*外見にこだわる
外見が良い=才能がある、親切である、誠実である
知性がある
と何に囚われることなく自動的に判断します。
いわゆるハロー効果ですね
(これはかなり強力です。一説によると、2.5倍以上相手を
リードすることも可能だとか・・・。)
*類似性をアピールする
似たところがあると、好意を持ちます。
経歴や趣味をアピールすると有効!!
例えば、石破さんなんかは、
アイドル好き、軍事オタク、プラモ好き等は
その手の趣向者にはプラスに働きますし、
自民党を一時離れたことさえも、
人は自分の人生に例えて好きになる人もいると思います。
安倍さんなんかも、病気からの復活という意味では
共感する人が多いと思います。
*接触を高める
接触を繰り返すと、親密度が高まります。
メディア露出度が高かった候補が有利に働きます。
*判官贔屓
最後に日本独自の傾向ですが、
判官贔屓というのがあります。
途中の予想で、あまりに強すぎると
その候補を避け、別の候補へ移る。
飛び抜けたルックスの候補がいない現状では、
上記から考えると、石破さんが有利でしょうね。
でも、現在石破さんは首位抜け確実視されてますから、
判官贔屓の例だと、大きく苦戦するかも???
本来、こういうバイアスがかからない状況にし、
政策を戦わせる選挙をしていかないとダメなのですが、
現実は、この手のバイアスが投票結果を大きく左右するんですよね。