【女性編】いまでも信じている迷信ランキング
信じる・信じないは内容によりけり
迷信とは、科学的根拠はないけれど信じられていること。日本だけ..........≪続きを読む≫
上記によると、
Q.いまでも信じている迷信を教えてください(複数回答)
1位 四つ葉のクローバーを見つけると幸せになる 19.7%
2位 流れ星に願い事をするとかなう 19.1%
3位 毛をそると濃くなる 18.2%
4位 北枕 16.8%
5位 茶柱が立つといいことがある 16.2%
5位 風邪は人にうつすと治る 16.2%
ということらしい。
迷信の多くは時とともに意味合いが変わるものが多いが、
流れ星についてちょっと記してみる。
そもそも、流れ星に願いをするとかなうというのは、
日本においては、明治以降の文明開化により、
西洋より流入してきた思想と考えられるらしい。
(星に願いをなんてピノキオの挿入歌もありますね)
江戸時代以前では、願い事をかなえるどころか、
凶星として不吉な出来事が起こる予兆として捉えられて面が多いみたいです。
さらに、時代をさかのぼり、
平安時代、清少納言の枕草子によると、
星はすばる。ひこぼし。ゆふづづ。よばひぼしすこしをかし。
尾だになからましかば,まいて。
と書き記されてます。
現代語訳すると、
星といえば、すばる。彦星や宵の明星もいい。
流れ星も興味深い。
でも尾がなければもっといいのに。
ということらしい。
ここに出てくるよばひぼしとは、流れ星のことをさしますが、
なぜ、枕草子では尾がなければいいといってるのでしょうか?
これについては大きく分けると2つの説がありあます。
一つは、よばひぼしのよばふは呼ぶの変形。
恋焦がれて、相手を呼ぶ(=求める)の象徴が流れ星。
流れ星には男の人が好きな女の人の所へ、人にかくれて会いに行く
という意味あいがあり、
尾があると目立ってしまい情緒がなくなるという説。
もう一つはずばり、夜這い!!例のあれです。
流れ星は男性が夜這いに来る前兆!
当時は、通い婚、一夫多妻制(正妻および妾、
まあ、不倫も多かったみたいですが)
それに、夫婦の経済基盤はまったくの別。
(夫婦それぞれ、独立会計)
こういう形式でしたので、男はふらふら、
いろいろな女のもとへと通ってました。
結婚という形式は律令に定められ、
男15歳女13歳からOK。
儀式としては、3日3晩男が女の家にとどまり、
最後に女性の家から女性が用意した服を着て出て行くということで、
結婚が確定!するというもの。
(男が娘のところに来たときに男の靴をかくしてしまう
親の話なんかが残ってますね)
これに当てはめ考えると、
尾がない(=流れていかない)=家にいつく→結婚する
という風につながります。
どういう意味合いで書いたかは清少納言にでも
聞いてみないとわかりませんが、
当時の流れ星は男女の恋心を意味していたのは確かですね。
信じる・信じないは内容によりけり
迷信とは、科学的根拠はないけれど信じられていること。日本だけ..........≪続きを読む≫
上記によると、
Q.いまでも信じている迷信を教えてください(複数回答)
1位 四つ葉のクローバーを見つけると幸せになる 19.7%
2位 流れ星に願い事をするとかなう 19.1%
3位 毛をそると濃くなる 18.2%
4位 北枕 16.8%
5位 茶柱が立つといいことがある 16.2%
5位 風邪は人にうつすと治る 16.2%
ということらしい。
迷信の多くは時とともに意味合いが変わるものが多いが、
流れ星についてちょっと記してみる。
そもそも、流れ星に願いをするとかなうというのは、
日本においては、明治以降の文明開化により、
西洋より流入してきた思想と考えられるらしい。
(星に願いをなんてピノキオの挿入歌もありますね)
江戸時代以前では、願い事をかなえるどころか、
凶星として不吉な出来事が起こる予兆として捉えられて面が多いみたいです。
さらに、時代をさかのぼり、
平安時代、清少納言の枕草子によると、
星はすばる。ひこぼし。ゆふづづ。よばひぼしすこしをかし。
尾だになからましかば,まいて。
と書き記されてます。
現代語訳すると、
星といえば、すばる。彦星や宵の明星もいい。
流れ星も興味深い。
でも尾がなければもっといいのに。
ということらしい。
ここに出てくるよばひぼしとは、流れ星のことをさしますが、
なぜ、枕草子では尾がなければいいといってるのでしょうか?
これについては大きく分けると2つの説がありあます。
一つは、よばひぼしのよばふは呼ぶの変形。
恋焦がれて、相手を呼ぶ(=求める)の象徴が流れ星。
流れ星には男の人が好きな女の人の所へ、人にかくれて会いに行く
という意味あいがあり、
尾があると目立ってしまい情緒がなくなるという説。
もう一つはずばり、夜這い!!例のあれです。
流れ星は男性が夜這いに来る前兆!
当時は、通い婚、一夫多妻制(正妻および妾、
まあ、不倫も多かったみたいですが)
それに、夫婦の経済基盤はまったくの別。
(夫婦それぞれ、独立会計)
こういう形式でしたので、男はふらふら、
いろいろな女のもとへと通ってました。
結婚という形式は律令に定められ、
男15歳女13歳からOK。
儀式としては、3日3晩男が女の家にとどまり、
最後に女性の家から女性が用意した服を着て出て行くということで、
結婚が確定!するというもの。
(男が娘のところに来たときに男の靴をかくしてしまう
親の話なんかが残ってますね)
これに当てはめ考えると、
尾がない(=流れていかない)=家にいつく→結婚する
という風につながります。
どういう意味合いで書いたかは清少納言にでも
聞いてみないとわかりませんが、
当時の流れ星は男女の恋心を意味していたのは確かですね。