読書担当の久保田です。
本日もマッキンゼー流問題解決のエッセンスをお届けします!
今回のテーマは「バリューを出す」です。
お客様からの相談でよく、
「会議でなかなか発言ができなくて…どうすればもっと発言できるようになりますか?」
といったものがあります。
・経験が不足しているから
・知識に自信がないから
・うまく言葉に出来ないから
出来ない理由は様々です。
ではこんなときの問題解決はどう考えるべきでしょうか?
「真の問題」はどこにあるのでしょうか?
それが今回お伝えしたいことです。
マッキンゼーでは新人だろうと会議に参加するなら必ず、
「バリューを出すこと」を求められます。
具体的には「何らかの成果を生む」ということであり、会議で有益な発言をすればバリューを出したことになります。
ここでは「会議で発言ゼロの人はバリューゼロ」ということなのです。
そしてこの「バリューゼロ」というのはマッキンゼーでは最も恥ずかしいこととされており、新人でも会議での発言ゼロは許されない雰囲気があります。
何も発言しない1時間の会議は完全に無駄な時間であり、給料泥棒とみなされてしまうのです。
ですから、そもそも会議に臨む姿勢として、「バリューを出すんだ」という気持ちで臨めているかどうかが重要なのです。
その場で求められているのは「うまく話すこと」でも「正しいことを話すこと」でもなく、「バリューを出すこと」なのです!
そう考えれば、自然と発言は出来てくるはずです。
新人だからこその視点からの意見や、周りの人とは違う意見だからこそ、事態を打開する突破口が見えてくるかもしれないのです。
勇気を持って発言しなければ、どんなに価値を内包していようが、「無価値」となってしまうのですから。
『UP or OUT』
バリューを出し続けるか、出て行くか
これがマッキンゼーの世界です。
ですが少し考えてみてください。
これはマッキンゼーだけの特別なことなのでしょうか?
それともビジネスマンとして本来求められる姿なのでしょうか?
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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人生を一時間でも無駄にする人は
人生の価値をまだ発見していない人だ
- チャールズ・ダーウィン -
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